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曲げ輪職人が作る「天水田コシヒカリ」をクラウドファンディングで応援

PR TIMES

NE株式会社
~湧き水と雨水のみで育てる、雑味のない“甘み際立つ”お米を「日本のものづくり」の新たな一手として発信~




NE株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:比護則良、以下「NE」)は、NEが運営するECストア「ロカルコストア」の取り組みとして、新潟県長岡市寺泊山田地区で代々続く曲げ輪職人、足立茂久商店が天水田(てんすいでん)で栽培したコシヒカリ「足立さん家のコシヒカリ。」のクラウドファンディングを、2025年11月よりMakuakeにて開始いたしました。
本取り組みは、日本の伝統工芸が直面する課題を乗り越え、持続可能な事業モデルを構築するための新しい挑戦として、NEが伴走するプロジェクトの一環です。

■背景と目的
足立茂久商店は元来、木工の「曲げ輪」(篩・裏漉し・わっぱ等)を制作してきた江戸時代から続く老舗工房です。かつて産地として栄えた寺泊山田地区において、現在、同商店は数少ない技術継承者として伝統を守り続けています。
しかし、時代の変化とともに需要が減少し、伝統的な事業継続のあり方が問われています。特に、和食の料亭や和菓子店に愛用されてきた「馬毛の漉し器」の製造技術は、国内でもごく限られた職人のみが継承しています。しかし、この漉し器に不可欠な馬毛の取り扱い問屋が国内から消滅し、現在、材料の仕入れが完全に途絶えるという伝統技術継承の危機に直面しています。現存する製造元(足立茂久商店含む)は、この状況を打破すべく、新たな材料調達ルートの確保に奔走しています。
NEは、この伝統技術と精神を未来につなぐため、本業である木工以外の「一次産業」という全く新しい形の収益源確立を伴走応援することといたしました。湧き水と雨水だけで育てる天水田コシヒカリを通じて、純粋で澄んだものづくりの精神を表現し、事業継続のための新たな収益源の確立を目指します。