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VCスタートアップ健康保険組合、加入者数3万人突破と「ダッシュボード」機能リリースを発表

 一般社団法人VCスタートアップ労働衛生推進協会は12月11日に、VCスタートアップ健康保険組合の加入者数が2025年12月1日時点で3万人を突破したと発表。設立から1年半で加入者数が約3倍へと拡大した。あわせて、加入事業所向けのポータルサイト「mykenpo」上で事業所内の健康状況を相対的に把握できる「ダッシュボード」機能のリリースを発表した。

VCスタートアップ健康保険組合の編入事業所

 VCスタートアップ健康保険組合は2024年6月1日に設立。同組合の加入者は2025年12月1日時点で30,658人を突破したとのこと。運営開始時の加入者数10,489人から1年半で約3倍の規模に成長したという。加入事業所規模は180社から456社に増加し、被保険者は6,931人から19,839人に、被扶養者は3,558人から10,819人に拡大しているという(2025年12月1日時点)。

VCスタートアップ健康保険組合の事業所数推移

「mykenpo」の「ダッシュボード」機能は、加入事業所が自社の被保険者の健康状態や生産性、定着状況を定量的に把握できるという機能。スタートアップの経営者や人事労務担当者、産業保健スタッフが社内の健康課題を客観的指標で把握でき、方針の決定などを支援する。

mykenpoダッシュボードの画面

 また、今回の「ダッシュボード」機能リリースに伴って、「mykenpo」事業所ユーザーの権限設定をより詳細に設定できるようになったとのこと。標準で用意された4種類のロールに加えて、事業所独自でカスタムロールを作成できるようになり、より柔軟に権限管理ができるという。

mykenpoの事業所権限設定の画面

 同組合では引き続き、加入者向けの健康診断・保健指導等の保健事業の強化、AI・デジタル化による給付・審査・事務手続きの迅速化、加入事業所向けの産業保健支援の強化など、スタートアップ業界の持続的な成長を支える体制を拡充していくとしている。

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