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温室効果ガス排出量可視化・削減シミュレーションツール「AAKEL eCarbon」、オフセット情報の登録・可視化機能を追加

 アークエル株式会社は12月9日に、温室効果ガス排出量可視化・削減シミュレーションツール「AAKEL eCarbon」において、オフセット情報を登録し、ダッシュボードに自動反映する新機能の追加を発表した。この機能により、企業全体のCO2総排出量に対して、オフセットを加味した「実質CO2排出量」をグラフで確認できるようになるという。

「AAKEL eCarbon」は、温室効果ガス(GHG)排出量の計測・可視化と、排出削減目標を達成するためのアクションを提案するサービス。基準年度、目標達成年度、削減目標、設備データなどを入力すると、事業所設備の「電化」や「効率化」、使用電力の「再エネ化」、削減しきれない排出の「カーボン・オフセット」の中から、最適化アルゴリズムによって効果的な組み合わせを自動で提案するという。

 今回の「オフセット情報の登録・可視化機能」では、企業が保有するオフセット証書の内容(数量、種類、発行年など)を、「AAKEL eCarbon」上で登録できる画面を追加。登録されたオフセット情報はダッシュボードに自動的に反映され、企業全体のCO2総排出量に対して、オフセットを加味した「実質CO2排出量」をグラフで確認できるとのこと。また、年度・月別のCO2排出量グラフ上でもオフセット量を表示することで、削減貢献度をリアルタイムに可視化し、脱炭素の進捗を一目で把握できるようになったとのこと。

 企業は排出量とオフセットを統合した「実質CO2排出量」をスムーズに把握できるようになり、レポーティングや投資家向け説明、社内における共有を進めやすくなるとしている。

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