EARTHBRAIN、セーフィーと連携し建設現場の遠隔管理を強化 複数現場の状況を遠隔からリアルタイムに把握
株式会社EARTHBRAINは12月8日に、クラウド録画サービスを提供するセーフィー株式会社のサービスとシステム連携し、建設現場の遠隔管理と生産性向上を図るソリューションの提供開始を発表した。この連携を通じ、管理者が複数の現場の状況を遠隔からリアルタイムに把握できるようにすることで、現場への移動回数削減や迅速な意思決定を支援するという。
EARTHBRAINは、施工工程をデジタルでつなぐ「Smart Construction」を通じて、現場全体の最適化と生産性・安全性・環境性の向上に取り組んでいる。セーフィーは、遠隔状況確認や映像解析による異常検知など、映像データを活用したソリューションで建設業界の課題解決を図っている。今回、EARTHBRAINのクラウドプラットフォーム「Smart Construction」上に、セーフィーが提供するクラウドカメラ「Safie」の高解像度・低遅延の映像データを統合することで、現場の状況を遠隔で正確に、手間なく把握したいという現場管理のニーズに応えるソリューションを実現したとのこと。
具体的には、「Smart Construction」のホーム画面に表示される地図情報上に、セーフィーの定点カメラ・ウェアラブルクラウドカメラの映像を統合。複数箇所のライブ映像をひとつの画面で確認でき、遠隔地からでも作業状況や安全面を俯瞰的に把握できるという。
遠隔から現場管理が可能になることで、現場への往復移動回数を減らし、特に広域現場や山間部など移動負担が大きい現場管理の効率化を図る。工程遅延やトラブルが発生した際には、「Smart Construction」上で現場の映像を確認可能。関係者間で同じ情報を同時に共有できるため、初動対応の速さと精度の向上に寄与するとしている。
同社では今後も、建設現場のデジタル化を実現することで、生産性・安全性・環境性を向上し、スマートでクリーンな現場の創造に取り組んでいくとしている。


























