神社の「氏子」になれる旅。三重県明和町・竹神社、地域コミュニティに深く没入する体験プログラムのプロモーション動画を公開
明和観光商社
~「お客様」ではなく「神社の守り手」の一員へ。訪日外国人に向けた、地域住民との交流と神道体験~

明和町の観光地域づくりを推進する一般社団法人明和観光商社(本社:三重県多気郡明和町、代表理事:千田良仁)は、地域住民とともに活性化に取り組む竹神社(三重県多気郡明和町斎宮2757-2)において、訪日外国人旅行者等を対象に、氏子として神社の清掃や神事に携わる体験プログラム「日本人が大事にしている地域の神社コミュニティ「氏子」になれる体験」を造成し、この度、その世界観と魅力を広く発信するため、インバウンド向けSNSメディア「YamaTrips(ヤマトリップス)」を運営する株式会社YamaTripsと連携したプロモーション動画2種を公開いたしました。
竹神社を軸にした地域活性化
氏子の減少や自治会など地域コミュニティのつながりの希薄化により、多くの神社で運営が難しくなっています。竹神社(三重県多気郡明和町斎宮2757-2)も、2020年までは社務所が開かれず、訪れる人も少ない状態が続いていました。そうしたなか、地域の方々が境内の清掃や花手水の管理、御朱印の頒布などを進め、明和観光商社も情報発信やイベント企画などを通して連携し、県外からも訪れる人が増えつつあります。
2022年からは、持続可能な神社運営に向けて、観光をきっかけに竹神社の活性化を進め、氏子や地域住民とともに御朱印の企画や鎮守の森の活用など、日々の取り組みを重ねています。
こうした活動をさらに発展させ、地域外、そして海外の方々にも神社の持続的な運営に関わっていただくため、地域の氏子たちが日々行っている活動そのものを体験価値とする「氏子体験」を造成・展開してまいりました。

伊勢街道に面する竹神社
日本人が大事にしている地域の神社コミュニティ「氏子」になれる体験
本プログラムの特徴は、参加者が単なる「観光客」としてではなく、地域とともに神社を守る「氏子」の一員として迎え入れられる点にあります。
「氏子(うじこ)」とは、同じ地域に住み、その土地の神様を信仰する人々のことで、いわば地域に根差した「神社のサポーター」です。地域の氏子と共に汗を流し、神社のお世話をすることで、地域の歴史を知り、日本人が大切にしてきた心を肌で感じることができます。

本プログラム限定の御朱印。竹神社の氏子として名前を記入する。
体験は、作務衣と雪駄に着替え、神職によるお祓いを受けることから始まります。心身を清めた後は、普段は立ち入ることのできない神域の清掃や、お賽銭の回収など、実際の神社の維持活動(お世話)に従事します。

場を清めた後は、美しく整った参道を通っての特別参拝へ。神職から正式な参拝作法のレクチャーを受け、神前に進みます。
活動の締めくくりには、社務所にて自分だけの御朱印づくりを行い、最後は「直会(なおらい)」として、氏子と交流しながらお供え物や和菓子をいただきます。

神前にお供えした斎王弁当を氏子らとともに食べる。
























