パブリックテクノロジーズ、企業現場に入り込むAIソリューション開発BtoB事業「パブテクAIビジネス」を始動
株式会社パブリックテクノロジーズ
中小企業の“現場の知恵”をAIと技術戦略で標準化。課題抽出から実装・定着まで、成果に直結するDXを共創

地方自治体向けスーパーアプリ「パブテク」やAIを活用した行政支援ツール「パブテクAI行政」を開発・運営する株式会社パブリックテクノロジーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:青木大和、以下「当社」)は、企業の実務現場に入り込み、AIソリューションを現場の業務フローに実装するBtoB事業「パブテクAIビジネス」を立ち上げました。日本を支える地方の中小企業を中心に、従来のコンサルタントやSIerのアプローチとは異なる、現場に根ざした課題抽出・ソリューション提案・ソフトウェア開発・定着支援/継続改善までを包括的に伴走。社内で「暗黙知」化されている業務フローをAIで構造化し、現場の最前線から地域の生産力向上に貢献します。
背景と課題
日本の企業構造は中小企業が中心で、企業数ベースで約99.7%(*1)を占めています。また、国内雇用の約7割(*2)を担い、経済全体の付加価値の約53%(*3)を生み出す中核的存在です。データが示す通り、日本の産業・地域社会を支えるのは中小企業であり、生産力向上は地域経済のダイナミズムに欠かせません。
日本の産業は、現場で磨かれた熟練の知見と技術を基盤に、精密なオペレーションを強みに世界で存在感を示してきました。一方、その業務の多くは複雑・属人的な領域で、現場起点のDXが進みにくいという課題があります。老朽化した基盤システム、標準化・自動化の遅れ、ベテランのノウハウ継承など、現場の暗黙知がブラックボックス化し、生産性のボトルネックとなっているのが現状です。
当社は「Japanese Dynamism ―地域から世界へ、日本を躍動させる―」というビジョンのもと、地域で暮らす人々にスーパーアプリ「パブテク」を、地域運営を担う行政職員に行政支援ツール「パブテクAI行政」を提供してきましたが、地域の民間企業の課題解決にも貢献したいとの想いを出発点に「パブテクAIビジネス」を立ち上げるに至りました。
行政領域で磨いてきたAI活用の技術力、そして地域事業者の方々に培われた信頼と実績を支えに、地域産業の発展に寄与してまいります。
(*1)https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/chu_kigyocnt/2023/231213chukigyocnt.html
(*2)https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2025/PDF/chusho/00Hakusyo_zentai.pdf
(*3)https://www.mlit.go.jp/kankocho/seisaku_seido/kihonkeikaku/jizoku_kankochi/kankosangyokakushin/saiseishien/content/001444297.pdf
「パブテクAIビジネス」とは
「パブテクAIビジネス」は、コンサルティング主導でも製品主導でもない、本質的な課題解決にコミットする伴走型のAIソリューションです。現場に根ざした実践知と最先端の技術力を組み合わせ、DXグランドデザインと技術戦略を起点に“何を解くべきか”を明確化。既存システムやSaaSの活用・更新方針を含めたアーキテクチャを描き、日々の業務フローに自然に溶け込む仕組みへ落とし込みます。
国内外の第一線で活躍するAI・データサイエンスのトップ人材が直接現場に入り、実務・文化・制約条件を踏まえたヒアリングとデータ分析で課題を抽出・構造化。短いサイクルでプロトタイプを提示し、現場の手触りに合わせて改善を重ねることで、フルスタックで「現場で機能するAI」を実装します。導入後も定例レビューと運用設計により定着支援・継続改善まで一気通貫で担います。
「あるものを売る」から「要るものを共創する」へ。パッケージ導入で終わらせず、属人化ポイントの可視化・標準化、データ統合、意思決定のアップデートまでを技術戦略の射程に含め、現場の知恵を損なうことなく経営判断の速度と精度を高めます。
主な取り組み領域

在庫管理・発注最適化原材料・仕掛品・製品在庫をAIで最適化し、欠品・過剰在庫を削減

需要予測過去実績・天候・商流イベント等をもとに、AIが高精度な需要量を予測

配送ルート最適化交通状況・積載量・時間帯を基に最短コストルートを自動算出

生産計画・スケジューリング設備稼働・人員・リードタイムを考慮し、最も効率的な生産順序と計画を自動生成

サプライチェーン最適化仕入先・倉庫・物流を含めた全体最適をAIで計算し、納期遵守率と利益を改善

経営ダッシュボード生産、品質、在庫、原価、利益、納期を横断して統合可視化。経営判断のスピードと精度を高める
具体的な事業紹介と取り組みは、note記事でも紹介しています。
詳細を見る
導入までのロードマップ

STEP 1: 現状理解と課題整理
- ヒアリング・現場観察: 経営層と現場双方へのヒアリング、現場観察で実務・文化・制約条件を把握。
- 業務棚卸・データ確認: 業務フローの棚卸とデータ構造の確認で、属人化工程や暗黙知を含めて可視化。
- KPI設計・構造化: 目標指標(KPI)を設計し、課題を構造化してAI・DX適用可能性を明確化。
STEP 2: 戦略提案とロードマップ共有
- 施策案と導入ステップ: 課題解決に直結する施策案とフェーズ設計を提示。
- 成果指標・投資対効果: KGI・KPI、ROI試算を含む評価枠組みを提示。
- 優先順位・スケジュール: 実施計画と優先度を整理し、合意形成のうえ進行。
STEP 3: 実装・開発(本番適合まで)
- 短期PoC/MVP構築: 短期間で検証可能なPoCやMVPを構築し、効果と実用性を検証。
- 一体運用の改善サイクル: 現場と開発が一体となり、反復的な改善で本番導入へ。
- 安全連携・リスク回避: 既存システムと安全に連携し、業務停止リスクを最小化。
STEP 4: 定着支援・継続改善
- 運用伴走: 導入後も現場定着まで伴走し、利用率と効果を最大化。
- 追加開発・内製化支援: 追加機能開発と改善サイクルの内製化を支援。
- 環境変化対応: 法改正・業務変更・新技術に継続対応し、価値を更新。
コメント

代表取締役社長 CEO
青木大和現場の知恵から、日本は強くなる。
私たちは「Japanese Dynamism ―地域から世界へ、日本を躍動させる―」というビジョンのもと、自治体と現場で磨いてきた“実装力”を、企業の実務にまるごと持ち込みます。パッケージを置いて終わりでも、スライドで語って終わりでもない。日々の段取りや例外対応、ベテランの勘所といった“暗黙知”をAIで構造化し、KPIに効く小さな成功を積み重ねて大きな生産性へ変えていく、それが「パブテクAIビジネス」です。
行政と民間、両輪で“現場で機能するAI”を当たり前にする挑戦を、地域の中小企業のみなさんと共に進めてまいります。
お問い合わせ
本事業にご関心をお寄せいただいた企業の皆さまは、下記よりお気軽にお問い合わせください。現場へのヒアリングからご一緒し、貴社に最適なロードマップをご提案します。
info@pubtech.jp または https://www.public-technologies.com/contact
パブリックテクノロジーズについて

パブリックテクノロジーズ(PUBLIC Technologies, Inc.)は、「Japanese Dynamism ― 地域から世界へ、日本を躍動させる」をビジョンに掲げるGovTechスタートアップです。
公共ライドシェアや地域通貨を一つのアプリに集約した、地方自治体向けスーパーアプリ「パブテク」(*4)や、行政業務に特化したデータベースの構築とプロンプトレスで行政業務フローを再現する行政支援AIツール「パブテクAI行政」(*5)など、公共領域を基軸にAIソリューションを提供しています。
POWER THE COUNTRYのスローガンのもと、地域から世界へ、再び日本を躍動させ、未来を創るために、私たちは挑戦し続けます。
(*4)https://explore.pubtech.jp/
(*5)https://ai.pubtech.jp/
会社概要
社名:株式会社パブリックテクノロジーズ
事業内容:GovTech事業の運営
代表者:代表取締役CEO 青木大和
所在地:東京都中央区
資本金:100,000,000円
設立:2020年5月
お問い合わせ先:info@pubtech.jp
URL:https://www.public-technologies.com






















