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ブルーモ証券、資産運用サービス「Bloomo Core」提供開始 ブラックロックがリスク区分ごとの運用戦略を提供

 ブルーモ証券株式会社は、ブラックロック・ジャパン株式会社との提携を通じ、同社の投資助言のもとで、ブルーモ証券が顧客資産を運用する投資一任サービス「Bloomo Core」の提供を11月27日から開始した。ブラックロックからリスク区分ごとの運用戦略の提供を受け、ブルーモ証券が顧客に合わせたリスク水準で資産を運用する全自動の資産運用サービスだという。

 ブラックロックは世界最大級の運用実績があるというモデルポートフォリオをブルーモ証券向けに提供し、運用戦略の設計部分を担うとのこと。モデルポートフォリオとは、リスク水準に応じてETF・投資信託を中心に組み合わせて設計された機動的な運用戦略で、主に資産運用会社などによって提供されるもの。世界経済の状況に合わせて、ブラックロックの専門チームが年に4-6回投資戦略を機動的に更新し、投資パフォーマンスの最大化を目指すという。

 ブルーモ証券は、金融工学アルゴリズムを活用して自社開発した8つの質問からなる「リスク診断」をもとに、顧客ごとのリスク水準に応じた運用方針を提案するとともに、顧客に代わって運用戦略の実行・定期リバランスを行うという。

 株式だけでなく、債券やオルタナティブを含めたマルチアセットへの分散投資により、長期で安定的に資産を増やすことを目指すとしている。

「Bloomo Core」の運用報酬(手数料)は現金を除く運用資産に対して年率0.55%~0.88%(税込)とのこと。一般的なロボアドやファンドラップと比べて低い水準となっているとのこと。

※組入資産の信託報酬を除く運用報酬(年率・税込)。一般的なロボアドは最大手のウェルスナビ、一般的なファンドラップは大手3社(野村証券、大和証券、SMBC日興証券)の平均を取得。2025年10月31日時点 ブルーモ証券調べ

「Bloomo Core」の「リスク診断」では、8つの質問に答えることで、ユーザーごとのリスク水準に応じた運用方針を5段階から提案。診断は何回でも受けられるため、年齢やゴールの変化に合わせたリスク水準で運用できる状態にしているという。

 また、設定時点で決められた運用方針で一律運用される投資信託と異なり、「Bloomo Core」では、経済状況など環境の変化に合わせて自動で銘柄を入れ替えることが可能とのこと。運用ゴールが変わった場合も、自分の判断で個別に投資信託やETFを売買する必要がなく、「リスク診断」を通じて資産配分の調整を行うなどできるという。

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