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さいたま新都心を3D都市モデルで再現したeスポーツゲーム公開 市公式アプリや地域ポイントとも連動

 株式会社モンドリアンは、国土交通省PLATEAUに参画するさいたま市が整備した3D都市モデルを活用して、さいたま市を舞台としたeスポーツゲーム「City SPEED TRIAL : SAITAMA SUPER ARENA」を、ゲームプラットフォーム「Fortnite」上で10月4日に公開した。

 同プロジェクトでは、さいたま新都心を3D都市モデルで再現し、市内の名所や文化がテーマのステージが登場するとのこと。また、市の公式アプリや地域ポイント「たまポン」と連携し、ゲーム体験をきっかけとしたリアルな来訪と市内での消費を促進するという。

 特徴は、ゲームを仮想空間に留めず、現実での行動変容や地域経済への貢献につなげる点。プレイヤーは再現された街並みを体験し、「たまポン」と連動したイベントに参加することで、ゲーム内での「遊び」が「地域貢献」につながるという。全国の自治体にとっても、デジタル技術を活用した先進的な地方創生モデルケースとなる取り組みだとしている。

 プロジェクト背景には、都市の課題をエンターテインメントで解決しようという挑戦があるそうだ。同社によると、自治体にとって「若年層に地域の魅力を伝える情報発信」と「地域外からの来訪や交流を促す『関係人口』の創出拡大」が、課題になっているという。さいたま市も同様で、特にデジタルネイティブ世代に響く新しい形での魅力発信が求められているとのこと。

 そこで同社では、ゲームやメタバースを活用した地方創生の実績を活かし、国土交通省の3D都市モデル「PLATEAU」を活用したさいたま市の魅力発信プロジェクトを発足。世界で5億人以上のプレイヤー人口を誇るというゲーム「Fortnite」をプラットフォームとし、体験型の都市プロモーションを通じて課題解決を目指すとしている。

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