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スマート入退出サービス「Smaview 2.0」 商用設置1,000件を突破|不動産業務のDXニーズと全国展開、民泊・多言語対応まで利用シーンの拡大で導入が加速

PR TIMES

株式会社FLIE
中古住宅の売買プラットフォーム「FLIE(フリエ)」および不動産DX支援事業を展開する株式会社FLIE(本社:東京都中央区、代表取締役社長:井上 正賀)は、自社で開発・提供するスマート入退出サービス「Smaview 2.0(スマビュー ニーテンゼロ)」の商用設置件数が、2025年11月に累計1,000件を突破したことをお知らせします。
不動産会社の人材不足や業務効率化ニーズの高まり、鍵管理・セキュリティの見直し機運といった業界背景や、民泊・多言語対応など利用シーンの拡大に向けたサービスのアップデート、各地でのFLIE支店開設を背景に、全国での導入が加速しています。





商用設置1,000件突破の背景
1.不動産業務の効率化と鍵管理の見直しによる、業界におけるキーレス需要の高まり
不動産業界では、慢性的な人材不足や長時間労働の是正を背景に、内見・鍵の受け渡し・物件管理といった業務プロセスの効率化が課題となっています。特に、営業担当者の立ち会いを前提とした従来の内見スタイルでは、日程調整や物理鍵の受け渡しに多くの工数がかかり、現場負担の大きさが顕在化していました。
一方で、物件近くにキーボックスを設置して物理鍵を保管する運用は、利便性がある一方で、設置場所や管理方法によってはセキュリティやコンプライアンスの面で課題が指摘されるケースもあり、社会的な議論を呼んでいます。このように鍵管理の在り方が見直される中で、「物理鍵に依存しない」「誰がいつ出入りしたかを可視化できる」キーレスサービスへの関心が一気に高まりました。
こうした背景を受け、スマートフォンのWebアプリからオートロックを含む出入口を解錠でき、入退室履歴をリアルタイムで管理できる「Smaview 2.0」に関する問い合わせ件数が増加しており、不動産DXを支える新たなインフラとしての期待が高まっています。

2.全国からのニーズに応える拠点開設と商圏拡大
FLIEはこれまで首都圏のリノベーション物件を中心にサービスを展開してきましたが、「Smaview 2.0」については関西圏や北海道をはじめ全国各地の不動産会社・事業者から問い合わせが寄せられていました。こうしたニーズに応えるため、2025年4月には大阪・梅田にFLIE 大阪店を、同年9月には北海道札幌市にFLIE 札幌店を開設し、対面での相談体制とサポート網を強化しています。
特に北海道エリアでは、積雪環境ならではの課題として「キーボックスのダイヤル錠凍結」「積雪によるキーボックスの所在不明」「雪への鍵の落下による紛失リスク」などの声が多く寄せられており、物理鍵に頼らない「Smaview 2.0」は、雪国特有の課題を解消するソリューションとして評価されています。
また、2025年12月には「FLIE福岡店」の開設も予定しており、九州エリアにおける商圏の拡大を見込んでいます。

3.中古販売物件の内見にとどまらない利用シーンの拡大(民泊・多言語対応など)
「Smaview 2.0」はもともと、FLIEに掲載されている中古マンションのセルフ内見ツールとして開発されました。物件探しから内見予約、鍵の解錠までをスマートフォン1台で完結させることで、買主の利便性向上と不動産会社の営業効率化に貢献してきました。
その後、不動産業務の現場からの要望に応える形で、鍵管理が発生するさまざまなシーンへの展開が進みました。
特に民泊運営においては、オーナーによる対面での鍵受け渡しやキーボックス運用に伴う負担・セキュリティリスクの解消手段として採用が進んでいます。
さらに2025年9月には、スマートフォンの言語設定に応じて表示言語が自動で切り替わる多言語対応(日本語・英語・中国語)を開始。民泊ゲストやタワーマンションなど高級物件を視察する外国人利用者に対し、直感的に操作できる入退出環境を提供することで、インバウンド需要の高まりにも対応しています。

【利用シーンの例】
・新築賃貸物件の内見
・マンスリー/民泊物件の運営
・施工現場での入退場管理
・オフィスビルや倉庫・物流センターの入退室管理

スマート入退出サービス 「Smaview 2.0」 について
「Smaview 2.0」は、オートロック付きマンションをはじめ、オフィスビルや倉庫・物流施設など、鍵が必要な様々な物件を対象としたクラウド型のスマート入退出サービスです。入退室に用いる鍵情報をデジタル化し、スマートフォンのWebアプリからエントランスおよび専有部の扉を解錠できるため、物理鍵の受け渡しや保管に伴う手間とリスクを大幅に軽減します。
オートロックを含む解錠技術についてはグループ会社で特許を取得しており、既存の建物にも後付けしやすい構成で、高い独自性と導入しやすさを両立しています。専用アプリのインストールは不要で、案内されたWebリンクからアクセスするだけで、エントランスおよび玄関ドアの解錠・入退室管理が可能です。

◆解錠の流れ(オートロックの場合)1.案内されたリンクからスマートフォンで「Smaview 2.0」へアクセス
2.オートロックのインターホンで部屋番号を入力し呼び出しボタンを押す
3.スマートフォン上の「タップしてOPEN」をタップしオートロックを解錠
4.玄関ドア前でスマートフォン上の「OPEN」をタップして玄関ドアを解錠





◆ 解錠方法紹介(動画)