商品スペックや名称、価格など入力情報をもとにAIが文章の校閲作業を支援、Shodo「AI校閲」機能リリース
株式会社ゼンプロダクツは11月18日に、同社が提供するAI校正サービス「Shodo(ショドー)」において、背景情報や商品スペック、名称や仕様などをもとに文章を校閲する「AI校閲」機能の正式リリースを発表した。
今回リリースした「AI校閲」機能では、事前に入力した背景情報(商品スペック、名称や仕様、価格等)をもとに、文章中の情報と入力済みの情報に齟齬がないかをチェックする。従来、人の目による検証が必要だった作業の負担軽減を図るという。
同機能では「Shodo」の執筆画面で「校閲情報」の入力が可能になり、執筆中の記事や文章に関する背景情報を事前に登録できる。必要な情報を入力しておくことで、最終的な文章でも整合性を保てるようチェックするという。
以下のような利用シーンが想定されているとのこと。
・商品カタログや広告、記事の数値・スペックの誤記を検出
・プレスリリースの製品名の間違い、事実の整合性を自動チェック
・マニュアルの操作説明と実機仕様の食い違いを発見
・ECページや比較記事の価格、機能の誤情報を防止
情報を入力した後に「最終AIチェック」をクリックすると、AIが背景情報を踏まえて文章のチェックを行い、情報の齟齬や間違いがないかを確認する。ただし「AI校閲」機能は大規模言語モデルを利用したもので100%の正確性を保証するものではないとのこと。それでも、人の作業を補助し、より効率的な編集作業の実現を支援する。
同機能は現在ブラウザーから「Shodo」を利用する場合にのみ対応しているが、今後はWordアドインやChrome拡張等にも対応する予定だという。


























