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多言語表示機能などで利便性向上と業務効率化を支援、宿泊施設向け「ランドミル for ホテル」リリース

 ランドリー機器の稼働状況をリアルタイムで見える化するIoTソリューション「ランドミル」を提供する株式会社B’s STYLEは11月17日に、ホテル・宿泊施設向けバージョン「ランドミル for ホテル」のリリースを発表した。訪日外国人観光客の増加に伴うインバウンド対応ニーズに応えて、英語・中国語・韓国語などのマルチ言語表示機能を搭載。また、ホテル内に複数のランドリーエリアがある場合に、各エリアのランドリー機器の稼働状況を1つの画面で統合表示することで、「どのエリアに今空きがあるのか」の確認を容易にするという。宿泊者の利便性向上とともに、宿泊者の利便性向上とともにスタッフの問い合わせ対応の負担軽減を図るという。

 同社によると、宿泊施設では外国人宿泊者の増加に伴い、チェックイン手続きや館内サービス、設備利用などの利便性向上が求められている一方で、外国人宿泊者には「使い方が分からない」、「どの設備が空いているかわからない」といった課題も多く、スタッフへの問い合わせと対応負担の増加が課題になっているという。

「ランドミル for ホテル」では、英語・中国語・韓国語などのマルチ言語表示に対応。宿泊者は、スマートフォンで二次元コードを読み込むか、館内のタブレットなどを使って情報にアクセスすることで、ランドリー機器の空き状況や稼働時間、稼働・非稼働、調整中などのステータスを各言語で確認できる。また、複数エリアのランドリー機器の利用状況を1つの画面で一括して確認可能。これらによって宿泊者の利便性を高めるとともに、フロントへの問い合わせを減らし、スタッフの業務効率化につなげるとしている。

開発中の画面イメージ

 想定される主な導入メリットとして、以下が挙げられている。
・マルチ言語対応で外国人宿泊者の使いやすさ向上
・複数のランドリーエリアがある場合も1画面で統合表示
・ランドリーの「空き状況」「稼働時間」「調整中」をリアルタイム表示
・クレーム・問い合わせ対応の負担を軽減
・稼働実績分析機能で利用データを分析し、設備稼働率の最適化が可能
・ランドリー機器の買い替えは不要で、IoT機器の後付け設置工事のみで導入可能

 同社では今後、AIカメラソリューションや各種センサーを活用した可視化、AI・LLMを活用したマルチツールによって、ホテル運営全体の効率化を支援するアップデートを予定しているという。

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