動画編集における文字起こしやBGM・効果音挿入を自動化する新機能リリース、動画生成AI「NoLang」
株式会社Mavericksは、同社が提供する動画生成AI「NoLang」において、既存の動画ファイルをアップロードすることで、AIが自動で字幕とBGM・効果音を挿入する新機能の提供開始を発表した。インタビュー動画や対談動画といった動画に対応し、最大二人までの「話者分離」が可能な自動文字起こしと、著作権フリーの効果音・BGMのAI自動挿入に対応するという。
同社によると、企業のマーケティング活動や社内教育において動画の活用がスタンダードになりつつあるが、撮影した動画を活用するには、テロップ(字幕)の挿入、BGM・効果音の挿入など、編集に関わる作業の負荷がハードルになっているという。また、音源利用にあたっては、著作権(ライセンス)を意識する必要があり、権利侵害のリスク管理が心理的負担にもなっているという。
こうした課題を解決するために、動画生成AI「NoLang」は、AIで動画編集を自動化できる新機能を追加。動画をアップロードするだけで、AIが「高精度な自動文字起こし」と「著作権フリー音源(BGM・効果音)の挿入」を自動実行する(ファイル形式は .mp4 .mov .webm に対応)。編集スキルがなくても、プロ品質の動画編集を実現するとしている。
想定する活用シーンとして、企業の広報・PRにおいてイベントアーカイブ動画やウェビナー録画にAIで自動テロップおよび効果音を挿入するケースや、社内研修の録画映像に専門用語などのテロップを追加して学習効率の向上を図るケースなどが挙げられている。また、メディア・クリエイターにおいては、インタビュー動画や対談動画の「フルテロップ入れ」作業をAIに任せて工数削減を図るといった活用も見込まれるとしている。

























