自治体向けオンライン窓口システム「自治体版ROOMS」リリース 来庁予約やオンライン相談、記録を同一システムで完結
株式会社Bloom Actは11月12日に、同社が提供するオンライン商談システム「ROOMS(ルームス)」の新ラインとして、自治体業務に特化した「自治体版ROOMS」をリリースした。「自治体版ROOMS」は、来庁予約・オンライン相談・相談記録管理をひとつのシステムで実現。自治体が無理なくオンライン相談を取り入れ、住民対応のデジタル化を段階的に進められる環境を提供するとしている。
同社によると、行政窓口業務では住民対応の複雑化や混雑、職員の属人化などの課題が指摘されているという。一方で、オンライン相談の導入は一部に留まっており、「来庁とオンラインの両立」を求める声も多いとのこと。同社では、これまで民間企業向けにオンライン接客・商談支援を行ってきた「ROOMS」の知見を活かし、自治体現場の業務フローに合わせた相談管理ツールを開発したという。
「自治体版ROOMS」は、住民との予約、相談、記録を1つのプラットフォームで完結できるという自治体向けオンライン窓口システム。従来分断されていた「来庁予約システム」「Web会議ツール」「記録台帳」を統合し、職員と住民のコミュニケーションをシームレスに管理するとしている。
主な機能として挙げられているのは以下の通り。
・来庁・オンライン両対応の予約管理:
来庁・オンライン相談を同一画面で管理。職員配置や窓口予約を効率化。
・オンライン相談機能:
URLクリックで接続可能。アプリ不要。画面共有・権限移譲・マスク機能で安心対応。
・相談記録・履歴管理:
対応履歴、相談内容、担当者メモを自動保存。引継ぎや監査対応にも活用可能。
・自治体専用UI:
ロゴや窓口名を反映。住民に"公式な窓口"としての信頼感を提供。
・セキュリティ・運用サポート:
ISO27001認証取得済み。セキュリティ審査・運用設計も支援。
「自治体版ROOMS」は、住民満足度の向上と業務効率化・DX推進を同時に実現することを目指して開発されたとのこと。今後も現場職員の声をもとにした改善を重ね、行政窓口の働きやすさと住民対応のしやすさを両立するDX支援を推進していくとしている。



























