契約書レビューにおける条文の修正提案、指摘内容の解説などを支援、「AIリーガルアシスト レビューPlus」正式版提供開始
株式会社リセは11月4日に、AI契約書レビューサービス「LeCHECK(リチェック)」において、生成AIを活用した機能「AIリーガルアシスト レビューPlus」の正式版提供を開始した。同機能は、契約書レビューにおける条文の修正提案、指摘内容の解説や説明支援、内容整理といった一連の作業を生成AIが支援。専任の法務担当者でなくても契約書の要点を把握しやすくなり、 担当者の負担軽減と業務の効率化を図るという。
「AIリーガルアシスト レビューPlus」は3つの機能を備えているという。一つ目は、AI条文案生成機能(Wordアドイン版にも対応)。契約書におけるリスク箇所に対して、弁護士が作成した参考条文例をもとに、元の契約書文に沿った修正文案を提示。契約書レビューの業務効率化を支援する。
二つ目は、AIレビューサポート機能(Wordアドイン版にも対応)。契約書の指摘内容や解説文について、ユーザーが指示や質問を行うと、生成AIが解説を提示。また、取引先に伝える際の言い回しや説明例を生成AIが提案し、契約内容の確認や調整のやり取りをスムーズにすることを図る。これにより、契約内容の理解や交渉準備にかかる負担を軽減するとしている。
三つ目は、AI契約書サマリー機能。契約書の内容を自動で分析し、重要な条項や確認すべきポイントを整理して提示する。契約書の確認工数を削減し、レビュー業務の効率化を図るとしている。
AI契約書レビューサービス「LeCHECK」は、30名以上の専門弁護士が監修し設計されたというAI搭載の契約書レビューサービス。AIが契約書を精査し、契約書に潜むリスクについて、専門知識がなくても理解しやすい解説文と、条文の抜け漏れや追加に役立つ参考条文例を提示する。また、法改正への対応や、専門弁護士が作成した契約書のひな型を提供しているという。

























