犬の体毛からホルモン指標を解析し生活習慣病リスクを評価、「WanScan」提供開始
株式会社イヴケアは10月24日に、犬の体毛中に含まれるホルモン指標を解析し、肥満・高血圧・糖尿病などの生活習慣病リスクを評価するサービス「WanScan(ワンスキャン)」の正式リリースを発表した。同サービスでは、愛犬の予防・未病ケア意識の高いペットオーナーを対象に、愛犬の健康状態を早期に非侵襲的に把握できる健康チェック体験を提供するとしている。
同社によると、近年、犬の肥満や生活習慣病が課題となっている中で、従来の健康チェックは体重や見た目の評価に依存しており、内面的な炎症状態やストレス状態を定量的に把握する方法は限られていたという。同社は、独自の毛髪ホルモン分析技術を応用し、体毛中のメラトニン量を測定することで目には見えない犬の健康リスクの可視化するという。メラトニンは睡眠ホルモンとして知られる一方で、抗炎症・抗酸化作用を持つことが近年の研究で注目されており、健康長寿に寄与するホルモンとして注目されているとのこと。
「WanScan」は、滋賀県大津市の宿泊施設「びわ湖 松の浦別邸」で先行販売しており、2025年12月1日からECサイトなどにて一般販売を予定しているという。


























