対面の会議や商談での録音・議事録作成を可能に AI議事録ツール「ACES Meet」、スマホアプリをリリース
株式会社ACESは10月22日に、同社が提供するAI議事録ツール「ACES Meet」において、スマートフォンアプリ iOS版の正式リリースを発表した。対面での会議や商談でもワンタップで録音と議事録作成が可能となるという。Android版も順次対応予定とのこと。
「ACES Meet」は、AI技術で会議の内容を可視化し、要約・加工などの業務効率向上を支援するAIパートナー。東大松尾研発AIベンチャーの同社が独自開発した技術を用いて、ブラックボックスになりがちな会議や商談の内容を可視化することで、議事録作成・情報共有の効率化を図るともに、営業人材の育成を支援するという。
今回リリースしたスマートフォンアプリにより、外出先や社外での打ち合わせ・営業商談などでも、より手軽にかつ安全に録音できるようになったとのこと。アプリで録音した音声は自動的にサーバーへ送信され、AIによる文字起こし・要約が実行される。また、録音データは端末外へのダウンロードやAirDrop共有ができない設計となっており、情報漏洩リスクを防止するという。
主な特徴として挙げられているポイントは以下の通り。
・1タップで録音開始
対面の会議や商談をスマートフォンから簡単に録音。録音データは自動でサーバーへ送信され。
・セキュアな録音データ管理
音声データはスマートフォン本体に一時保存(30日後に自動削除)。外部共有不可設計により、社内管理を徹底できる。
・最大3時間の連続録音に対応
長時間の会議でも安定して録音。録音開始から3時間が経過すると、その時点までの音声が自動でサーバーへ送信。
・直感的なUIで簡単操作
録音開始・停止、再生、設定確認などをスムーズに行えるシンプルな設計。
同社では、対面会議や商談では、オンラインと異なり録音・記録の仕組みが整備されていないケースが多く、「内容が記録に残らない」「情報共有が遅れる」などの課題があるとしている。その結果、社内でのナレッジ共有や後続業務への反映に時間がかかり、意思決定の遅延や商談機会の損失につながることも少なくない。こうした課題を解決するため、同社は対面会議・商談を含むあらゆる場面をシームレスに記録・管理できる体験」を実現すべく、「ACES Meet」のスマートフォンアプリを開発したという。



























