人の目視確認を自動化 AIテスト自動化「MagicPod」、AIによるテスト結果確認機能リリース
株式会社MagicPodは10月21日、ノーコードでE2Eテストを自動化するAIテスト自動化クラウドサービス「MagicPod」において、生成AIを活用した機能「AIアサーション」の提供開始を発表した。「AIアサーション」は、自然言語(日本語・英語)で「どのような結果を期待するか」をテストケース中に記述することで、生成AIが画面やテキストの内容を理解し、必要なチェックを自動的に行うという機能。「テキストが文字化けしていないことを確認」のような指示で、AIが必要なチェックを実施するという。ブラウザテストとモバイルアプリテスト両方のテストに利用できるとのこと。
この機能によって、従来のロジックベースの自動テストでは難しかった以下のようなチェックが可能になり、テスト自動化の範囲が広がるとしている。
・「デザイン崩れがないかチェック」のような、人間の感覚が要求される機械的でないチェック
・一覧画面・フィード画面など、内容が複雑で動的に変化するため、従来は安定したテストを組むのが難しかった画面のチェック
・「検索条件と結果の整合性」など、データの意味を理解する必要があるチェック
チェック成功・失敗の判定を行ったAIの思考過程はログで確認できるため、信頼性を担保できるとしている。また、独自の画像キャッシュの仕組みによって生成AIロジックの呼び出しを最小限にすることで、生成AIによる不安定性や速度低下の影響を最小限に抑えるという。
今回の機能追加により「MagicPod」は、テスト作成の「MagicPod Autopilot」、テスト結果確認の「AIアサーション」、テストメンテナンスの「AI自動修復」の3つの機能を搭載。これにより、作成・確認・運用の3つをトータルでAIがサポートするとしている。
具体的な活用シーンとして以下が挙げられている。






























