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データ整備や分析基盤構築などデータベース構築を支援、「AQ-AIエージェント Data Lake Builder」提供開始

 アジアクエスト株式会社は10月22日に、同社が提供するAIエージェントを搭載した業務効率化サービス「AQ-AI エージェントシリーズ」において、データベース構築の支援を行う「AQ-AIエージェント Data Lake Builder」の提供開始を発表した。業界業種を問わず、データ整備や分析基盤構築における人材不足や属人化といった課題の解決を図る。

「AQ-AIエージェント Data Lake Builder」に、データベース化したいデータファイルを投入すると、AIエージェントが自動でファイルの構造を解析し、分析に適した形式へ変換して、分析用データベースへ登録するという。

 表形式ファイル(Excel、CSV)では構造を理解しテーブル定義を決定。情報に欠損値があった場合には、修正提案を行ったうえで自律的にデータを修正しデータカタログへ登録する。また、非定型ファイル(PowerPoint、PDF)は、画像や図を文字に起こし、ベクトルおよびテーブル化したうえでデータカタログに登録し、データ基盤を構築するという。

 また、ノードビューやテーブルビューといったデータを視覚的に理解できるように、可視化の機能も搭載しているとのこと。この仕組みによって、専門知識を持っていないユーザーでも、手軽に簡単にデータ基盤を構築できるとしている。

AQ AI Agent Data Lake Builderデータの投入の仕組み

「AQ-AI エージェント Data Lake Builder」は、業界にかかわらず、データを活用する場面なら幅広く活用できるとのこと。活用の例としては、以下が挙げられている。
・製造業:IoTセンサーや設備ログの収集・蓄積
・小売・流通業:POSデータ、販売実績データの一元管理
・EC・サービス業:顧客属性や購買履歴データの取り込み
・金融業:取引履歴やリスク評価用データのレイク化
 現行の業務システムや既存DBとの連携、またスクラッチ開発システムへの搭載も可能だとしている。

 同社では今後、欠損値補完や異常値検知、フォーマット統一などをAIが自動実行する機能や、データの来歴や品質を自動で可視化して関連データをおすすめ表示するといった機能などを追加していくとしている。

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