若手求職者が求めるロールモデルを提案しミスマッチ防止につなげる AI活用「ロールモデル診断」リリース
talentbook株式会社は10月16日に、就活・転職において1万以上のロールモデルの中から自分に適した"憧れの先輩"を発見できるという「ロールモデル診断」のリリースを発表した。経歴や価値観に関する質問に答えることで、AIがロールモデルを提案し、「この人のように働きたい」と思える先輩との出会いを創出するという。
「ロールモデル診断」は、求職者と企業双方の最適な出会いを実現するというサービス。ユーザーは経歴や価値観、働き方、キャリア観などに関する質問に答えることで、「talentbook」に登録された1万以上のロールモデル社員の中から共感できる“先輩”を自動でマッチングし、「この人のように成長したい」と思える出会いを創出するという。
また、マッチしたロールモデルのキャリアストーリーは閲覧可能で、入社理由や成長の過程、失敗と学び、今後の目標などを知ることができる。特定の企業や業界に関心がある場合には、その企業内のロールモデルに絞った診断も可能で、「この会社の中で、自分と最も価値観が近い人は誰か」を知ることによって、面接での志望動機の具体化や入社後のミスマッチ防止にもつながるとしている。
talentbookはロールモデル就活・転職サイト「talentbook」および法人向け採用ブランディング支援サービスを提供している。同社が2025年9月に行った「ロールモデルのキャリア影響度調査2025」では、26卒学生の65%以上が「ロールモデルの存在がキャリア意思決定に寄与する」と回答。選考で最も話したい相手として「近しい価値観を持っている人」が1位だったとのこと。
一方で、半数以上の求職者が「ロールモデルに出会えていない」というギャップも判明したという。従来の就活・転職では、企業説明会やOB/OG訪問などでしか先輩社員に会えず、出会いも偶然に左右されていたとのこと。企業側も、自社の社員を採用活動で効果的に活用できておらず、自社の価値観に共感する求職者との出会いを創出できていないという。「ロールモデル診断」では、こうした課題を解決し、求職者と企業双方に適切な出会いを支援するとしている。


























