ミニマルに見えて多機能。美しさと機能が溶け合う3in1マウス『Melt Mouse』
マウス・トラックパッド・テンキーを集約、Kickstarterで予約開始
Macの標準キーボードにはテンキーが付いていないし、Magic Mouseはミニマルでスタイリッシュだが機能もシンプル。外付けのテンキーやトラックパッドを並べると、せっかくのおしゃれなデスクがごちゃごちゃしてしまう。見た目もスマートで、多機能なマウスが欲しい。そんなクリエーターの声に応えて登場したのが「Melt Mouse」だ。
Diver-X株式会社は新ブランド「Melt Interface」の第一弾製品として、クリエイター向けマウス「Melt Mouse」を発表した。Kickstarterでの予約販売は日本時間10月28日19時に開始、発送は2026年5〜8月を予定している。
Melt Mouseは、マウス、トラックパッド、テンキーの機能を一体化したユニークなデバイス。最大の特徴は、物理ボタンを排した“クリックの再設計”だ。内部の触覚フィードバック技術により、軽いタップから確実な押し込みまで自在に調整でき、従来のクリック音も排除。
トラックパッドモードでは二本指操作やスワイプを自然に扱え、テンキーモードでは12点のLEDが光り、ボタンとして機能する。さらに、これらのボタンにショートカットを割り当てることも可能だ。
専用アプリ「Melt Studio」を使えば、スクロールのノッチ感のオン/オフ、ジェスチャーのショートカット設定などを自在にカスタマイズできる。PhotoshopやBlenderなど用途ごとのプロファイルを保存し、ワンクリックで切り替えられるのも便利だ。
外装は、CNC削り出しアルミボディと曲面強化ガラスを採用。底面にはマグネット着脱式の「MagSole(マグソール)」を備え、摩擦係数を最適化して滑らかな操作性と透明感ある外観を両立した。ソールは5色展開で、単体購入も可能だ。
今回の開発は、デザイナーでガジェット系インフルエンサーの鎌田亮平氏とのコラボレーションによるもの。鎌田氏は「市場には、デザインは美しいが使いづらいマウスか、機能的だが野暮ったいマウスしかなかった。その不満を解消するのがMelt Mouse」と語る。
アーリーバード価格は3万4500円(数量限定)、Kickstarter特別価格は3万7500円。通常価格は4万2000円を予定。デスクの景観を損なわず、作業効率も高める新しいインターフェースとして、Melt Mouseはクリエーターの強い味方になりそうだ。






























