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肌ケア継続をAIアシスタントがサポート「AIスキンちゃん」提供開始、Neautechがパナソニックと共同開発

 株式会社Neautechは10月17日に、同社が運営するオンライン肌管理サービス「ANS.(アンス)」において、新機能「AIスキンちゃん」をリリース。肌治療中のユーザーが肌の変化を実感できずにあきらめてしまう課題に対し、AIが「小さな変化」を見つけ出し、応援メッセージを届けることで治療継続を後押しするとのこと。パナソニックCVC推進室とNeautechが互いの技術と知見を持ち寄り共同開発したという。

 同社によると、肌治療は結果が現れるまでに一定の時間がかかるため、多くの人が「変化を実感できない」、「続けるのがつらい」と感じ、途中で治療をあきらめてしまうことが課題だという。これまで「ANS.」では、治療記録や通知機能など「機能的な継続支援」を提供してきたが、今回の新機能追加によって、AIがユーザー自身では気づきにくい微細な変化を見つけ、自然な言葉で励ましのメッセージを届けるという。ユーザーに対して「心に寄り添う励まし」を提供することは、治療継続率を高める鍵となるとしている。モニターとして実際に試したユ-ザーからは、「自分で気づかなかった少しの変化を言語化してもらい、今後も治療を頑張ってみようかなと思えました。」といった声もあったとのこと。

「AIスキンちゃん」の特長としては以下の点が挙げられている。
・応援メッセージを配信:
 検出した変化を踏まえて、前向きなフィードバック+生活習慣のヒントを、LINEを通じて1日1回送信。
・変化を見える化:
 初期写真と比較し、自分では気づきにくい改善点を提示。
・安全性への配慮:
 医療行為に抵触しないよう、全件自動監査システム、AIによるAI評価、禁止ワード監視、規制適合まで繰り返し自動評価する多重チェック体制を導入。治療の判断や指示は行わず、あくまで継続支援に特化。

 同社は今後、パナソニック株式会社と共同で研究・開発を進め、「続けられる」を多面的に支えるAIへと拡張し、肌だけでなく健康全般を支える“AIヘルスパートナー”として、ユーザーの長期的な美容と健康の伴走を目指すとしている。

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