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ウイングアーク1stの“現実解”はすべてをつながないAI実装

最短10秒で誰もがダッシュボード作成 「MotionBoard」新版は生成AIにネイティブ対応

2025年10月20日 11時30分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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花キューピットとヤンマー建機の生成AI機能への期待

 MotionBoardの新版に関する説明会では、ユーザー企業を代表として花キューピットとヤンマー建機が登壇、生成AIの本格実装について期待を語った。

 MotionBoardを約10年、Dr.Sumを約20年利用する花キューピットでは、ダッシュボードをオフィスのモニターに投影し、日常的にデータに触れる機会を設けている。特に、業務のピークとなる「母の日」には、リアルタイムなデータの可視化によって、状況把握のために社内で飛び交っていた会話がほとんどなくなったという。

花キューピットがオフィスのモニターに投影するダッシュボード

 新版について、同社のシステム開発部副部長である星野靖東氏は、「一部の社員が担っていたダッシュボード作成が、知識のない社員にまで広がることで、社内のデータ活用の浸透が加速するのではないか」と期待を述べた。

花キューピット システム開発部副部長 星野靖東氏

 一方、MotionBoardとDr.Sumにより、「ここ数年でほぼゼロからデータ活用を進めてきた」のがヤンマー建機だ。社内のあらゆるシステムのデータから個人管理していたExcelデータまでをDr.Sumに集約し、MotionBoardで現場主導の可視化を推進してきた。その結果、同社では、Dr.Sumのテーブルが1800、MotionBoardのダッシュボードは1500に達し、ユーザー数は500人を超えるまで社内浸透した。

市民開発で多数のダッシュボードが作られているヤンマー建機

 同社の経営戦略部 イノベーション推進部部長の田中重信氏は、「現場が部門や工程に閉じた小さなダッシュボードを短時間で作れるのではないか」と、新版の手ごたえを述べた。加えて、これまでSIer任せにしていた高度なダッシュボードのアイデア出しもできるようになり、手戻り工数がゼロになることを期待しているという。

ヤンマー建機 経営戦略部イノベーション推進部部長 田中重信氏

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