大好評のうちに幕を閉じた大阪・関西万博。こうして日々万博のことをお伝えしてきた【日刊大阪・関西万博】もついに最終回です。全部で101回。ニュースには事欠かなかったが、最後は、実際に万博に沼ったファンの方の推し活を紹介して閉じたいと思う。
関西では、焼き肉女王として知られ、コスプレ姿も有名ないかりんさんは今回の万博になんと58回通った万博女王でもあった。そんないかりんさんに今回の万博についてコメントをもらった。
“万博女王”いかりんさんが語る大阪・関西万博
184日間、夢中で駆け抜けました。
閉会日までに、なんと58回も通いました。
こんなに何かに夢中になったのは本当に久しぶりで、気づけばどんどん沼にハマっていくような感覚でした。情報戦に苦労しながらも、家にはミャク様グッズがどんどん増えていき、万博の魅力も日に日に増していきました。
最初は「2〜3回行ければいいかな」と思っていたのに、気づけば50回を超えていて自分でも驚きです(笑)。
長年会っていなかった友人や知人と再会する場面も多く、万博には“和”を再生する力があると感じました。
子どもたちとの触れ合いも増えました。ミャクミャクっぽい格好で歩いていると、無邪気な子どもたちが「ミャクミャク〜!」と声をかけてくれます。「一緒に写真撮って〜」「青いメイクかわいい」「その靴欲しい」など、ピュアな気持ちをそのまま言葉にしてくれる子どもたちとの交流は、大人の私にとっても嬉しくて、心がほぐれる瞬間でした。
海外の方との触れ合いも最高でした。ある日、スーダンパビリオンで、4歳くらいの小さな女の子が、スタッフさんに一生懸命たどたどしい英語で「Tシャツにサインしてください」とお願いしていました。親の力を借りず、自分の力で挑戦する姿に感動しました。スーダンのスタッフのお姉さんも快くサインを書いてあげて、女の子はお返しに折り紙で作ったリングをお姉さんの指にはめてあげました。お姉さんは目を潤ませながら、抱き合って喜んでいました。
こうした心温まるシーンを、万博では何度も目にしました。海外の方とのコミュニケーション、ワクワクしている子どもたちの姿、そしてAIや最新技術が集まる万博の中で、いのちの通った人との繋がりをたくさん感じることができました。
万博、最高でした。
ミャクミャクからブラックジャックまで!いかりんさんコスプレ集
いかりんさんプロフィール
メディア出演多数の通算約880軒の店を訪問し、約3,600回も焼肉を食べているマニアの「関西焼肉の女王」いかりん Instagram(@kansaiyakiniku)で焼肉情報を発信している。「お肉博士1級」の資格を保有する肉のスペシャリスト。著書に「焼肉ニクいっす!」
半年にわたって万博の魅力を紹介し続けた日刊万博もこれでおしまい。どうぞ過去の記事で万博の思い出を振り返ってみて下さい。
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