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海外規格の図面をJIS規格へ自動変換するAIアプリ「図面規格変換AI」リリース

 製造業向けAIスタートアップの株式会社TIGYは9月29日に、海外規格の図面を日本のJIS規格へ自動で変換する「図面規格変換AI」のリリースを発表した。従来数日かかっていたという作業を数分に短縮し、製造・建設・建築・インフラなど図面を扱う幅広い産業の生産性向上を支援するとしている。

「図面規格変換AI」は、ユーザーが図面データをアップロードするだけで、AIが寸法・記号・文字を認識・解析し、自動的にJIS規格へ変換する。1)AI OCRによる文字・寸法・記号認識、2)規格変換ロジックによる自動調整、3)チェックなしで使えるレベルを目指すユーザー補正機構――この方式によって、従来人手で行っていた図面変換業務をAIに代替させ、設計担当者をより付加価値の高い業務へ振り向けることを目指すという。

 国内の製造業・建設業界を初期ターゲットとしており、製造ノウハウを持つ国内企業とのパートナーシップを強化し、現場に即したサービス拡充と販売拡大を目指すとのこと。次のフェーズでは、アジア・欧米市場への展開を視野に入れ、海外企業とのパートナー連携を図るとしている。

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