手書き帳票の写真を解析し入庫登録を自動化 クラウド在庫管理システム「zaico」、「おまかせAI入庫登録」リリース
株式会社ZAICOは9月2日に、同社が提供するクラウド在庫管理システム「zaico」に、新機能「おまかせAI入庫登録」を搭載したと発表。紙の帳票の写真をアップロードするのみで、AIが内容を解析して物品の入庫登録を自動で行うという。
「おまかせAI入庫登録」は、手書きの帳票の写真またはPDF・CSV・Excelファイルをアップロードするだけで入庫登録を行うという機能。AIとOCR技術で内容を解析し、自動で入庫データを作成する。 AIが読み取り結果をもとに最も適切と考えられる在庫データを推測し、自動的に候補として提示する機能を備えており、スムーズで柔軟な運用を実現するとしている。
入庫データとは、倉庫に入荷した物品の数量、単価、入庫した日時などの情報を記録したもの。在庫の増減や資産を記録・管理するために重要なデータだ。これまで「zaico」で入庫データを作成(入庫登録)するには、コードスキャンなどで手動で登録するか、CSVファイルで一括インポートするか、という2つの方法だった。新機能「おまかせAI入庫登録」を使うと、帳票の写真やPDFファイルを「zaico」にアップロードするだけで、「何が・いくつ入荷したか」をAIが解析し、自動で入庫データを作成するという。
たとえば、日々大量に届く紙の「納品書」や「注文書」の写真を撮影して取り込むだけで、入庫登録の作業が完了。これにより、手入力や転記にかかっていた時間と労力を削減し、現場の業務負担を減らすことができるとしている。
「おまかせAI入庫登録」は、「zaico」の「ミニマムプラン」「ライトプラン」「proプラン」を契約すると利用可能になるとのこと。また、プランごとに同機能の利用回数制限があるという。各プランの詳細や料金は、同サービスサイトを参照のこと。


























