「ブルーアーカイブ」グローバル版に不正アクセス “詫び石”配布へ

文●スミーレ(@sumire_kon)

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 韓国ネクソンは9月2日、「ブルーアーカイブ」のグローバル版が不正アクセスを受けた件について、被害の概要と今後の対応について公表した。同作の日本版への影響はない。

 同社によると、不正アクセスは8月31日に発生。内容はクライアントが起動時に確認する環境設定の一部を変更するというもので、結果としてカフェコンテンツへの小雪/ミクの出現、異常なバナーや特定のYouTubeコンテンツの表示といった不具合につながったという。

 不具合の確認後、同社は緊急臨時メンテナンスで攻撃経路の調査とセキュリティーの強化を実施。9月2日現在、問題は解消している。

 なお、プレーヤーのアカウント、ゲームデータ、支払い情報は別のデータベースで運用されており、本件の影響は受けない。

 今回の緊急臨時メンテナンスを受け、同社は9月1日から9月8日まで、グローバル版の全ユーザーに対して補償アイテムの配布を実施。一部有料アイテムの未受領報酬に関しても、別途案内する方針だ。