専用のアプリや機器不要で遠隔からの現場確認・指示を可能に 遠隔臨場システム「LiveBiz」販売開始
ランディット株式会社は8月27日に、株式会社ドーンと遠隔での現場確認や指示を可能にするサービス「LiveBiz(ライブビズ)」に関する取り決めを行い、販売を開始したと発表した。「LiveBiz」は、現場のスマートフォンと管理者のパソコンをリアルタイムで接続することで、どこからでも現場の状況を確認し指示できるという。専用アプリやカメラなどの機器やシステム導入は不要で、管理者のパソコンから送信されたURLをSMSで受信し、タップするだけで映像共有を開始できる。
「LiveBiz」は、迅速・正確・高品質な現場管理の実現を図る。管理者は、現場スタッフのスマートフォンで映し出された映像をパソコン上でリアルタイムで確認し、遠隔から指示を出すことが可能。ズームやライト点灯、レーザーポインターやテロップ表示、スナップショット撮影、教本動画の再生などの機能も備え、管理画面から遠隔サポートできるとのこと。
現地への指示出しやサポートがリアルタイムで可能になり、現場スタッフは管理者や熟練者の指示を受けながらスムーズに作業を進められる。トラブル時には、管理者や専門担当者とLIVE通話を通して状況を共有し、迅速に指示を仰ぐことができる。映像による正確な状況把握によって、人員や資材・機材の手配も可能となり、手間を削減し復旧までの時間短縮に寄与する。共有された映像は記録や保管が可能で、作業報告や教育資料としても活用できるとしている。
「LiveBiz」の利用方法は以下。現場のスマートフォンと管理者のパソコンを数ステップでつなぐ。
1. 管理者は、現場スタッフのスマートフォンに映像通話用URLをSMSで送信。
2. 現場スタッフは受信したリンクをタップするだけで、ブラウザが起動し即座にライブ映像の共有が開始される。
3. 管理者側はパソコンの画面上で現場の状況を確認しながら、ズームやライト点灯、スナップショット撮影、レーザーポインターやテロップ表示などの遠隔操作が可能。
建設現場をはじめ、不動産管理や機器メンテナンス、コールセンターなどでの活用を見込んでいるという。



























