このページの本文へ

先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第343回

「逆さま揚水発電」で長期蓄電/バイブコーディングの衝撃

2025年08月12日 09時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

「逆さま揚水発電」で長期蓄電、米スタートアップが実証

米国の新興企業であるクイドネットは、地下に加圧水を蓄えることで、エネルギーを数カ月間貯蔵できることを示した。エネルギー変換効率はリチウムイオン電池に劣るが、コスト競争力を持てれば送電網向けの有用な電力貯蔵手段になる可能性がある。

≫ 続きはこちら

バイブコーディングの衝撃——AI駆動開発が迫るIT業界の大転換

音声や簡単なテキスト指示だけでAIがソフトウェアを自動生成する「バイブコーディング」が、プログラミングの常識を覆そうとしている。すでにAIが生成するコードの比率が9割を超える企業も現れ、エンジニアの役割は「実装者」から「監督者」へと急速に変わりつつある。この変化は単なる開発手法の進歩なのか。それともIT産業全体を根底から変える大転換の始まりなのか。

≫ 続きはこちら

ミリ波で地下20キロへ、 「掘削の再発明」で挑む 米スタートアップの地熱革命

従来のドリルで岩を削る代わりに、ミリ波エネルギーで溶かして掘り進む——。米スタートアップのクエイズ(Quaise)が挑む「掘削の再発明」は、地下20キロの超高温地熱を世界中で利用可能にする壮大な構想だ。

≫ 続きはこちら

オープンAI「2人の頭脳」 独占インタビューで語った AGI実現への道筋

サム・アルトマンCEOの華々しい活動の陰で、オープンAI(OpenAI)のイノベーションを実際に牽引しているのは誰なのか。最高研究責任者マーク・チェンと主任科学者ヤクブ・パチョッキ——この2人が同社の研究戦略を決定し、AGI実現への道筋を描いている。本誌の独占インタビューで、そのすべてを語った。

≫ 続きはこちら

AIエージェントがまだ 「使えない」理由—— プロトコル標準化が握る鍵

アンソロピックやグーグルなどの企業は、AIエージェントが他のプログラムやエージェントと連携するためのより良い方法の開発に取り組んでいる。しかし、やるべきことはまだまだある。ここでは3つの主な課題について説明しよう。

≫ 続きはこちら

オープンAI、GPT-5をリリース 推論モデルを統合

かねてから注目されていたオープンAIの新しい大規模言語モデル「GPT-5」がついにリリースされた。サム・アルトマンCEOは「AGIへの重要な一歩」と胸を張るが、実際にはユーザー体験のいくつかの改善にとどまっている。

≫ 続きはこちら

毒をもって毒を制す? LLMの有害行動を防ぐ意外な新手法

大規模言語モデル(LLM)は時に、悪意のある返答を返すことがある。アンソロピック(Anthropic)が発見したのは「毒をもって毒を制す」手法だった。訓練中に悪意や追従性を意図的に活性化させることで、逆にモデルがそれらの特性を獲得するのを阻止できるという。

≫ 続きはこちら

オープンAI、6年ぶりのオープンモデル「gpt-oss」を公開

オープンAIがようやくオープンに?——同社としておよそ6年ぶりとなるオープンウェイト・モデル「gpt-oss」をリリースした。オープンモデルで中国企業が席巻する中、重い腰を上げた格好だ。

≫ 続きはこちら

MITテクノロジーレビューからのお知らせ

年間購読料が20%オフに。夏の購読キャンペーン実施中

日本版Webサイトのサブスクリプション会員(年払い)のお申し込み時に本ページ掲載のクーポンコードを使用すると、年間購読料16,280円が、20%オフに。月額プランに比べて年6,512円もお得に購読できます。2025年9月18日までの期間限定! この機会にぜひお申し込みください。


≫ 詳細はこちら

カテゴリートップへ

この連載の記事
  • 角川アスキー総合研究所

MSIが変える、未来のクリエイターを育てる教育環境

アスキー・ビジネスセレクション

ピックアップ