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旅の達人が伝える! スマートトラベラーへの道 第108回

ボーイング747-8F型機

超巨大! ジャンボ貨物機の中はまるで秘密基地でした

2025年08月06日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

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手前がNCAのボーイング747-8F型機で、奥がANA Cargoのボーイング777F型機

●はじまりは「ANAグループ入り」のお祝い式典から

 8月4日、成田空港のNCA(日本貨物航空)の格納庫にて、「日本貨物航空グループ、ANAグループ歓迎式典」が開催されました。ANAホールディングスはNCAの完全子会社化に2023年10月から取り組んでいました。しかし当局の審査に時間がかかったため約2年、計8回の延期を経てついに8月1日付けで完全子会社となり、今回の式典開催にいたっています。

日本貨物航空のANAグループ歓迎式典が開催されました

会場となった成田のNCA格納庫

 ANAグループは傘下のANA Cargoがボーイング777F型機2機とボーイング767F型機6機を保有。さらにNCAのボーイング747-8F型機8機が加わることで合計16機となり、輸送重量規模では世界14位となります。

●貨物機って中はどうなってるの?

 貨物機というと一般の人には馴染みが薄く、どういった作りになっているのか謎な機体。実はNCAのボーイング747-8F型機の内部をプレス向けに公開する取材会があり、内部に潜入することができたので、詳しくレポートしていきます(2024年1月撮影)。

「ジャンボジェット」の愛称で知られたボーイング747をベースにしたNCAのボーイング747-8F型機

こちらは北米に生息する青い鳥にちなんだ愛称「BLUE JAY」と名付けられたANA Cargoのボーイング777F型機

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