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社内に蓄積されたデータをAIが分析・仮説提示などレポート作成 生成AIレポート「KiZUKAI」正式リリース

 株式会社KiZUKAIは7月29日に、生成AIを活用した業務自動化ソリューション「生成AIレポート『KiZUKAI』」を正式リリースした。企業内に蓄積されたデータをAIが読み取り、分析・要因特定・仮説提示・示唆出しまでを自動化し、レポート形式でアウトプットを提供。経営層や現場担当者が次のアクションに集中できる業務体制を構築するという。

 同社によると、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールを導入して数値の可視化を行う企業は多いが、ダッシュボード上でソートやドリルダウンを行うにはユーザーのスキルと時間が求められるほか分析負荷が高く、実際にはほとんど見られていないケースも少なくないという。

「KiZUKAI」の生成AIレポートは、自然言語処理技術やマルチエージェント構成を活用して、AIが自律的に要因を特定し、背景を加味して、改善に向けた示唆までをレポート形式で提供するとのこと。人がデータを分析するのではなく、AIが分析を担い、「なぜその数字になったのか」や「どう改善すべきか」をレポート。この点が従来のBIツールと同ソリューションの違いだとしている。

 同社によると、「KiZUKAI」はすでに大手企業に導入され、以下のような成果を実現しているとのこと。
・毎月110本に及ぶレポート作成をAIが即時自動化
・年間約4,000時間のレポート作成工数を削減
・会議の焦点が「数字の背景説明」から「次の打ち手の議論」へ転換
・改善活動の着手スピードが大幅に向上

 今後同社では、生成AIレポート「KiZUKAI」を起点に、AIと人が協働する働き方を企業の新たなスタンダードとして広めていきたいとしており、今後3年間で売上20億円の達成を目標に掲げ、SaaS型での提供拡大と製造・小売・サービス業など幅広い業界への展開を計画しているという。

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