メルマガはこちらから

PAGE
TOP

法務オートメーション「OLGA」、「案件と契約の自動紐づけ機能」リリース AIで案件情報と契約書データを自動連携

 GVA TECH株式会社は7月18日に、同社が提供する法務オートメーション「OLGA」において、契約管理機能にアップロードされた契約書と法務データ基盤内の案件情報を、AIが自動でひもづける新機能のリリースを発表した。AIを活用して案件情報と契約書データの一元管理のための工数削減を図る。

 同社によると、従来の法務業務においては、案件ごとに作成・レビューされた契約書は、締結後にどの案件の契約書かを調査するのは手間がかかり、案件情報と締結済み契約書の情報がひもづかずに管理されているのが実情だという。

 そのため、契約更新や紛争対応などで過去の契約書を確認する際に、「どの案件に対する契約書か」、「なぜこの契約条件になったのか」、「どのような経緯で締結に至ったのか」といった背景の把握に時間と手間がかかる課題があるという。

「案件と契約の自動紐づけ機能」では、案件情報と締結済み契約書データを自動で連携するため、時間や工数をかけることなくシームレスな一元管理を行うとしている。

 同機能の概要としは、「OLGA」の契約管理機能にPDFやWord形式の契約書をアップロードすると、契約書の類型を問わず、法務データ基盤内の案件情報から関連する案件をAIが特定し、自動でひもづける。これにより、締結済み契約書から関連案件のナレッジ(過去のバージョン情報、社内でのコミュニケーション、交渉過程など)をさかのぼって確認できるようになるとのこと。また、契約審査を行った案件が、最終的にどのような条件で締結されたのかを把握することも容易になるとしている。

■関連サイト

合わせて読みたい編集者オススメ記事