洗剤を使わず洗濯するランドリー「wash+ Comfort」、導入初期費用0円の新モデル販売開始

　株式会社wash-plusは7月18日に、初期費用0円の宿泊施設向けランドリー「wash+ Comfort standard（ウォッシュプラスコンフォート スタンダード）」の販売開始を発表した。

　同社では、特許技術による「洗剤を使わない洗濯」をはじめ、キャッシュレス決済やオンライン管理画面などの機能を標準装備した宿泊施設向けランドリー「wash+ Comfort」を提供している。全国展開を図る中で、「部屋数が少ないので1台だけ設置したい」、「複数個所で展開する前に気軽に使ってみたい」といった要望を受け、新モデル「standard」を開発。あわせて、同モデルの専用プランを発表。導入にかかる初期費用を０円とし、セット数に応じた定額料金制で、メンテナンス費用も定額料金内とするという。

　新モデルの専用機器は、国内メーカーとの協業で開発。同サイズの洗濯機・乾燥機ではトップクラスの容量（洗濯機８kg/乾燥機８kg）を実現したほか、家庭用100V電源対応によって設置時の一次工事の負担軽減を図っているとのこと。乾燥にはヒートポンプ式を採用し、衣類への熱ダメージと消費電力を抑える省エネ設計を採用。特許技術「洗剤を使わない洗濯」と、IoTシステムによるDXの効果はそのまま搭載しているという。

「wash+ Comfort」は、2022年にホテルスタッフの声を反映し開発。洗濯専用アルカリイオン電解水「wash+ Water」で洗う特許技術で、アレルゲンフリーの洗濯を実現。同社では、これまで販売してきたモデルを「High-end（ハイエンド）」と位置づけ、今回の新モデル「standard」と合わせて、2モデルを展開していくという。