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認知症リスクを把握し予防行動につなげる ビズジーン、「APOE遺伝子検査キット」の先行販売を開始

 株式会社ビズジーンは、認知症リスクに備えるセルフケア習慣をサポートするための遺伝子検査キット「APOE認知症リスク遺伝子検査キット」を開発し、7月7日からAmazonおよび楽天市場にて先行販売を開始した。価格は16,500円(税込)。

 同製品は、アルツハイマー型認知症の発症に関連するというApoE遺伝子型を調べ、40代以降の認知症予防行動の第一歩を後押しするというセルフケア型キット。自宅で頬の内側を専用スワブでこすり、採取した検体を郵送するのみで、15営業日以内にオンラインで専用マイページに結果が届くとのこと。

 同社によると、ApoE遺伝子は神経の修復や脂質代謝に関わるたんぱく質で、特にε4型を持つ人はアルツハイマー型認知症の発症リスクが高いことが知られているのだという。「APOE認知症リスク遺伝子検査キット」ではApoE型を判定し、認知症リスクの傾向を可視化。生涯変わらない遺伝的体質を一度の検査で把握できるとしている。

 検査レポートでは、生活習慣を踏まえた認知症予防のアドバイスも掲載。生活習慣の見直しや専門医への相談など、“知って終わり”ではなく“知って備える”をサポートするとのこと。

 今後の展開について同社では、認知症予防に関心の高いクリニックや医療機関との連携も進め、セルフケアと専門医療の橋渡しとなるサービスを目指すという。

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