このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

「DataikuユニバーサルAIプラットフォーム」の新機能やエンタープライズ事例を紹介

“マルチAIエージェント時代”のAI基盤に必要な能力は? Dataikuが説明

2025年07月14日 09時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 生成AIコンパニオンからAIエージェントへ、そしてマルチAIエージェントへ――。急進化するエンタープライズのAI活用を支えるプラットフォームに求められる能力とは何か。ユニバーサルAIプラットフォームのDataikuが、2025年7月9日、「AIエージェント活用」をテーマとした記者説明会を開催した。

 同社のエンタープライズ顧客においても、AIエージェントへの取り組みや、複数のそれを連携(オーケストレーション)させる取り組みへの注目が高まっているという。顧客企業における最新のユースケースや、Dataikuプラットフォームにおける機能強化が紹介された。

Dataiku Japanカントリーマネージャーの佐藤豊氏、Dataiku 製品&ビジネスソリューション担当SVPのソフィー・ディオネ(Sophie Dionnet)氏、同社 プラットフォーム戦略担当VPのジェド・ドアティ(Jed Dougherty)氏

「DataikuユニバーサルAIプラットフォーム」は、既存のデータソースやデータ/AIインフラ(青色)を統合し、アナリティクスやAI開発/運用をエンタープライズスケールで展開可能にする新たなレイヤー(緑色)を提供する

エンタープライズスケールの“AIエージェント”プラットフォームへ

 Dataiku 製品&ビジネスソリューション担当SVPのソフィー・ディオネ氏によると、同社が提供するAIプラットフォームは、現在750社以上が導入しているという。

 「Dataikuのビジョンは、顧客企業がよりスピーディーに、よりアジャイルに、そして適切な安全性を担保しながら“AIトランスフォーメーション”を展開していけるよう支援していくことだ。(具体的には)企業で働くさまざまなタイプの人が、さまざまなデータやテクノロジーでエンパワーメントされ、アナリティクス、生成AI、AIエージェントを活用できるようなプラットフォームを提供していく」(ディオネ氏)

Dataikuが提供する「Universal AI Platform」の概要。あらゆるAI/データインフラと統合し、あらゆるAI/データユーザーに活用のための環境を提供

 AI活用に取り組むエンタープライズでは、現在「AIエージェントの開発とコントロール(ガバナンス)」に大きな関心を寄せている。単一の小さなタスクを自律的に処理できるAIエージェントにとどまらず、複数のそれを連携させた“マルチAIエージェント”の実現をもくろむ。もちろんDataikuでも、そうした動きにフォーカスして、機能強化を続けている。

 ディオネ氏は、「AIエージェントのスピーディな開発とオーケストレーションにフォーカスし、直近数カ月でいくつかの機能を追加した」と紹介する。具体的には、ノーコード開発もプロコード(コードあり)開発も可能なフルマネージド型のAIエージェント開発ツール、そして、開発したエージェントの実際のふるまいをビジュアルに可視化して、エージェントの品質管理に役立てるツールなどだ。

 加えて、こうしたエージェントの開発/コントロール/デプロイにまつわるすべての機能を「エンタープライズスケールに拡大できる形で」設計している点、さらにエージェントを動かす“燃料”にあたる「データ、アナリティクス、モデルをすべて(プラットフォーム上で)結びつけることができる」点が、Dataikuのユニークな特徴だと説明する。

Dataikuプラットフォームが備える機能/ツール群

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    IT技術者の4割が「5年後のスキル陳腐化」に危機感/働くシニアは多いが「長く働きやすい」環境ではない日本/トークンコストの成果証明は難しい、ほか

  2. 2位

    データセンター

    AIデータセンターの「電力・冷却課題」打破へ シュナイダーが営業・設計・現場を直結する新組織立ち上げ

  3. 3位

    TECH

    二酸化炭素を資源に変える新触媒、新しい合金を電気で合成

  4. 4位

    デジタル

    ヤマハ、RTX1300の「ひかり電話アダプターモード」を解説する無料ウェビナーを10月15日に開催

  5. 5位

    サーバー・ストレージ

    「身代金を払えば復元できる」は過去の幻想――約束を守らない攻撃者と変容するランサムエコシステム

  6. 6位

    ソフトウェア・仮想化

    Microsoft IQとは? AIエージェントが必要とする理由は? マイクロソフトの担当幹部が解説

  7. 7位

    クラウド

    NTTドコビジが「GPUaaS」提供へ 1分単位で利用でき、ハイブリッド構成も可能

  8. 8位

    sponsored

    乱立する文書管理をBoxに統合へ、オークネットは基盤整備で「AIをビジネスの武器にする」

  9. 9位

    sponsored

    ルールは作ったが… 現場の「勝手にAI利用」が止まらない! どうやったら防げた?

  10. 10位

    IoT

    フィジカルAI時代を見据え、NTTドコビジがNaaS基盤を強化 数万台のIoTデバイスをセキュアに管理

集計期間:
2026年09月23日~2026年09月29日
  • 角川アスキー総合研究所