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賃貸住宅の管理業務効率化と入居者体験向上を図る、スマートディスプレイ「aliepad」提供開始

 株式会社アクセルラボは、同社が提供する賃貸住宅向けスマートホームサービス「SpaceCorePro(スペースコア・プロ)」において、スマートディスプレイ「aliepad(アリーパッド)」の提供を7月から開始した。

「aliepad」は、賃貸住宅における入居者の体験価値向上と不動産管理会社の業務効率化を図るスマートディスプレイ。スマートホーム機器の統合管理に加え、入居者に対して生活パターンを学習して適したデバイス操作を提案する「スマートサジェスト機能」や、管理会社と入居者間のコミュニケーションを円滑化する「スマートコンシェルジュ機能」を搭載。リビングなどの壁面に設置し、住宅の意匠性を維持するとともに、先進的なスマートライフと効率的な物件管理の両立を図るという。

 同社によると、賃貸住宅市場では、スマートホーム技術の導入が進む一方、その活用は入居者の主体的な操作に依存するケースが多く、生活の質を向上させるまでには至っていないという課題があるとのこと。また、不動産管理会社にとっては、入居者からの問い合わせ対応、お知らせの周知など多岐にわたる業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)が急務となっているという。こうした課題に対し、入居者には環境に順応した快適なスマートホーム体験を、管理会社には業務負担の軽減と物件価値の向上を実現するソリューションとして「aliepad」を開発したという。

 入居者向けの「スマートサジェスト機能」では、入居者の生活パターンや室内環境、気象情報などを学習し、適切なデバイス操作や情報を「ホームビュー」エリアに提示。入居者が意識的に操作することなく、快適な室内環境の維持を支援するという。また、スマートホームの利用が初めての入居者向けに、操作方法を案内するチュートリアル機能も提供するとのこと。

 管理会社向けには、問い合わせ対応業務削減のためのFAQ機能やチャット形式の問い合わせ履歴確認機能(メッセージのやりとりはアプリへ誘導)によって、入居者の自己解決を促進。電話による問い合わせ件数を削減し、管理スタッフの対応負荷軽減を図る。また、入居者へのお知らせであるDM送付や掲示物の作成・設置といったアナログ作業をデジタル化。一斉配信により情報伝達の効率と確実性を高め、関連コストの削減を支援する。

 加えて、災害対応機能により、物件ごとの被害状況を自動で収集・集約。災害発生時の被害確認作業やオーナーへの報告業務などの円滑化を図るという。

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