アップルは折りたたみ式iPhoneの開発を進める一方で、大画面の折りたたみ式iPadの開発を一時的に停止したという。台湾メディアDigitimesが7月2日に報じた。
同紙によると、アップルが折りたたみ式iPadの開発を一時停止した理由は、製造上の問題、折りたたみディスプレー技術の生産コストの増加、そして大型折りたたみデバイスに対する消費者需要の低さだという。
この折りたたみデバイスは18.8インチから20.2インチのサイズで、有機ELディスプレー技術と折り目のないデザインを採用する予定だったとされている。発売時期については2026年から2028年とうわさされていたが、ここからさらに延期される可能性が高くなったと言えるだろう。
ただし今回の開発停止はあくまでも「一時停止」であり、ディスプレー技術が改良されたり、部品の価格がより安くなった時点でアップルは折りたたみ式iPadの開発を再開する可能性があるとのことだ。
なお、折りたたみ式iPhoneについては来年のiPhone 18 Proモデルと同時発売されるとみられている。

この連載の記事
-
第2305回
iPhone
アップル「折りたたみ式iPhone」iPad miniのような形に? -
第2304回
iPhone
アップル「折りたたみ式iPhone」試作機テスト開始か -
第2303回
iPhone
アップル「AirTag 2」今秋発売か -
第2302回
iPhone
アップル「iPhone 18」シリーズ、これまでで最高級のラインアップに? -
第2301回
iPhone
アップル「iPhone 17 Pro」買うのは待つべき? 「iPhone 18 Pro」大幅強化説 -
第2300回
iPhone
アップル次期「iPad Pro」極薄ベゼルのうわさ再び -
第2299回
iPhone
アップル「iPhone 17 Pro」カメラ、新デザイン判明か -
第2298回
iPhone
アップル「iPhone 17 Pro」MagSafeの位置が変更に? -
第2296回
iPhone
アップル「iPhone 17 Pro Max」バッテリー容量、過去最大の約5000mAhに? -
第2295回
iPhone
アップル「Vision Pro(M5チップ版)」2025年内に登場か - この連載の一覧へ