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みやさとけいすけの工具探検隊 第91回

“使い勝手”が劇的向上! 電ドラボールⅡを試してみた

2025年07月07日 18時00分更新

文● 宮里圭介 編集●こーのス/ASCII

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●PD対応充電器でも充電可能に!

 ボールグリップの採用、側面スライドスイッチで正転/逆転切り替え、LEDライトの装備、スリーブを引っ張るだけでビットの交換が可能なチャックなど、基本的な部分は初代からずっと変わっていません。

先端側に動かすと正転、ボールグリップ側に動かすと逆転です

スリーブを引っ張るとロックがはずれ、ビットの交換が可能に

 ちなみにビットは、溝から端まで約13mmあり、六角対辺6.35mmの一般的な製品を利用可能。手持ちのビットがそのまま使えるのが便利です。

自分が普段使っているベッセルのビット。これが普通に使えます

 大きく違うのが、充電に使うUSB端子がMicro-Bではなく、Type-Cになっていること。初代~電ドラハイスピードまではMicro-Bでしたが、電ドラプラスからはType-Cとなりました。

 ただし、初期の電ドラプラスは両端Type-Cケーブルでの充電、つまり、USB PDの充電器を使うと充電できないという悩みがありました(今では改良され、充電できるようになっています)。電ドラボールⅡでは、最初からUSB PDの充電器で充電できるのがうれしいところです。

向きを考えなくていいのがType-Cのいいところ。もちろん、USB PD充電器にも対応

 製品の位置づけとしては、初代モデルとほぼ同じ。不満を感じやすかったトルクの強化と、充電端子が変更された、改良モデルといった感じです。

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