CO2削減ロードマップ策定システム「Green AI」、脱炭素施策に応じて申請可能な補助金を確認する新機能開始
株式会社Green AIは6月27日に、脱炭素計画策定システム「Green AI」に補助金レコメンド機能をリリースした。全国の市区町村レベルでデータベース化された補助金情報を脱炭素施策ごとに確認でき、申請要件・締切・上限金額などの必要情報を迅速に把握できるという。選択した補助金はユーザーの判断で各脱炭素施策の効果に反映できるため、導入時の投資回収年数などを手軽に評価できるとしている。
「Green AI」は、環境や設備に関する専門知識がなくても短時間で脱炭素ロードマップを作成できるというシステム。1700以上の脱炭素・省エネ施策を網羅したデータベースから、ユーザー情報に基づいて経済的な施策を自動で選定し、コスト削減と脱炭素を両立する削減計画を自動で策定するという。
また、「Green AI」は省エネ・脱炭素に関する全国の補助金情報を市区町村単位で整理。経産省・環境省等の補助金に加えて15都道府県および傘下の市区町村分をデータベース化しており、今後も他地域を順次カバーしていく予定とのこと。
補助金レコメンド機能では、脱炭素・省エネ施策の実施にあたって、該当する補助金を施策ごとに確認可能。募集期間、対象者・対象事業、補助上限額、補助率など申請に必要な情報を一覧で閲覧できるという。
加えて、補助金額を施策に反映させることで、適用後の投資額を自動計算して投資回収年数などの経済性指標を算出できるという。補助金取得時のコスト推移や施策の比較分析も行えるとのこと。「Green AI」では、実行可能な施策のレコメンドから申請可能な補助金の提示、適用後の効果算定までをワンストップで自動化するとしている。



























