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ワークフローシステム「ジュガール」、タッチ操作・カメラ・GPS連携など機能強化し現場業務を支援

 VeBuIn株式会社は6月27日に、同社が提供するワークフローシステム「ジュガール」において、現場の報告業務をスマートフォンで完結させることを目的に機能アップデートを実施したと発表。従来のワークフローシステムの枠を超え、ノーコードで簡単に業務アプリを作成・運用できる「業務アプリ開発ツール」として、より多様な現場業務に対応できるようにしたという。

「ジュガール」は、稟議や各種申請などのオフィス業務を効率化するワークフローシステムとしてユーザーに利用されてきたが、スマートフォンアプリは小さな画面での操作が中心で、現場で求められる多様な報告業務には最適化されていなかったとの考えから、今回のアップデートで、タッチ操作・カメラ・GPSといったスマートフォンならではの機能を生かした専用入力パーツを強化。オフィス業務に加え、現場の報告業務でも直感的かつスムーズにデジタル化・可視化できるようになったとしている。

 アップデートのポイントとして、テキスト・日付・写真・位置情報など、現場利用を前提とした入力パーツを拡充。手書き入力にも対応し、スマホ特有の操作性を生かせる。また、PCで利用するWebアプリの作成においても、入力補助やレイアウト調整機能が拡張。PCでの緻密な書類作成とスマホでの素早い情報共有を両立するとのこと。iOS、Androidの幅広い端末に対応しており、通信環境の悪い現場でもストレスなく動作するという。

「承認フロー」機能によりレポートラインを柔軟に設定でき、ヒヤリハットやトラブルの報告も、関係者に迅速に共有可能。通知はLINE WORKSやMicrosoft Teamsとも連携でき、社内外でのスムーズな情報連携を支援する。蓄積されたデータは自動で整理・可視化され、傾向分析や判断にも活用可能だという。

 また、「ジュガール」はノーコード開発ツールとしての特長を備え、プレゼン資料をつくるような感覚で業務アプリを開発できるとしている。日報・作業報告書・ヒヤリハット報告など、すぐに使えるテンプレート(入力フォーム+帳票)を100種類以上標準搭載。ゼロから設定を行う手間なく、業務実態にあわせてカスタマイズし、即日運用を開始できるとしている。

 同社としては今後、現場の状況を可視化するための大型アップデートを予定しているという。

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