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篠原修司のアップルうわさ情報局 第2288回

効率的に放熱

アップル「iPhone 17 Pro」ベイパーチャンバー冷却システム搭載か

2025年06月26日 20時00分更新

文● 篠原修司

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 アップルが今年発売するiPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxには、ベイパーチャンバー冷却システムが搭載される可能性がある。著名リーカーのMajin Bu氏が6月22日にXで銅製の熱拡散プレートとされる写真を公開した。

 ベイパーチャンバー冷却システムは、サムスンのGalaxy S25 UltraなどのハイエンドAndroidスマートフォンに採用されているもので、現行のiPhoneで使用されているグラファイトシートよりも効率的に熱を放散できる。

 このうわさが事実であれば、iPhone 17 Proシリーズは初めてベイパーチャンバーを搭載するiPhoneとなる。

 ベイパーチャンバー冷却システムは、密閉された薄い金属チャンバー内に少量の液体を封入した構造となっている。iPhoneが発熱すると、この液体が蒸気となってチャンバー全体に拡散し、その後冷却されて凝縮するプロセスを繰り返す。

 これにより、ゲームなどのプレイ中にiPhone 17 Proモデルが過熱することを防ぎ、A19 Proチップからの熱を効率的にデバイス外部へ移動させることができるとされている。

 なお、今回共有された写真がiPhone 17 Pro用のものかは確認されていない。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
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