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橋梁たわみ計測システム「INTEGRAL PLUS」、タブレット版の提供を開始

 株式会社TTESは6月13日に、橋梁たわみ計測システム「INTEGRAL PLUS」の新たな提供形態として、タブレットとセンサの組み合わせによる新モデルを発表した。橋梁維持管理の効率化や省力化が期待されるという。

実際のタブレット画面

「INTEGRAL PLUS」は、橋面に機器を設置しボタンを押すだけで、加速度データからたわみを自動算出するシステム。クラウド上で一元管理できるシステムも利用可能。同技術は以下のような特徴を有しているという。
・橋梁ごとの設定が不要で、作業者に依存しない高精度自動計測
・計測結果はクラウドに自動保存、地図上で時系列管理可能
・設置・操作はボタンひとつで完了、橋の通行を妨げずに実施可能
・視界、天候、設置位置に制限されずに多様な現場で運用可能

 今回発表されたタブレット版のアップデートにより、より直感的で現場対応力に優れた運用が可能になったとしている。タブレット版の主な特徴としては、以下が挙げられている。
1.その場で加速度の波形を視認でき、計測状況を即時に把握可能
2.加速度データから自動算出されたたわみの波形もその場で確認可能
3.過去に取得したデータとの比較表示が可能で、変化を即座に認識
4.電波状況やバッテリー残量など端末状態を確認しながら、計画的に終日作業が可能
5.防水性能を向上させ、雨天などの悪条件でも安心して使用可能

 タブレット版の画面では、画面左側に加速度波形を表示し、画面右上には右上に車両通過時の加速度波形(自動抽出)、画面右下に車両通過時のたわみ波形(自動処理)を表示する。同社では、この新モデルによって橋梁維持管理の効率化と省力化が期待されるとしている。

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