グーグルは6月10日、デスクトップおよびAndroid版の「Chrome」で、脆弱性の修正を含むアップデートを公開した。深刻度「高」の脆弱性に対応している。
修正された主な脆弱性とOSごとの修正済みバージョンは、以下のとおり。
●修正された主な脆弱性
■深刻度(高)
・CVE-2025-5958:メディアにおける解放後使用
・CVE-2025-5959:V8 における型の混乱
●OSごとの修正済みバージョン
■デスクトップ版
・Windows/macOS:137.0.7151.103/.104
・Linux:137.0.7151.103
■モバイル版
・Android:137.0.7151.89
アップデートは今後、数日から数週間かけて順次展開予定。デスクトップ版についてはChromeの設定から手動でアップデートすることも可能だ。
