230の国と地域に対応した海外企業の信用調査レポートを取得可能に、AI与信管理「アラームボックス」
AI与信管理サービス「アラームボックス」を提供するアラームボックス株式会社は5月21日に、海外企業の企業調査を可能にする「海外調査レポート」の提供を開始した。クラウド上で海外企業の基本情報を入力するだけで、海外企業の信用調査が手軽に行えるようになるという。
AI与信管理クラウドサービス「アラームボックス」は、企業や自治体のHPに掲載された情報や、SNSや口コミなどインターネット上で投稿された情報をAI技術で収集・解析し、提供するクラウドサービス。新規取引時の与信判断、既存取引先の継続的な与信管理、さらに売掛保証までを一括して行うことができるという。
今回提供を開始した「海外調査レポート」は、日本企業向けの調査レポートと同様に、企業名などの基本情報を入力するだけで、海外企業の信用調査レポートを取得できるというサービス。「どの調査会社に頼めばいいのかわからない」、「国ごとに申し込み方法が異なり面倒」といった煩雑さを解消し、海外企業調査の経験がない人でも利用できるとする。
同社では、世界の企業調査を手がける株式会社信用交換所と提携しており、調査対象は230の国と地域に及び、主要国から新興国まで幅広い国・地域の企業調査をひとつのプラットフォームで完結できるとしている。
レポートは1件単位で取得でき、調査の必要性やタイミングに応じて利用可能で、あらかじめ高額な利用枠を購入する必要なく、入会費や事務手数料などの初期費用もかからないという。料金は1件2,4000円からとなっており、調査対象企業の国やレポート翻訳サービスの利用有無に応じて料金は変動するとのこと。
また、「アラームボックス」で提供している日本国内の企業調査や反社チェック機能など、他の調査機能とも同じプラットフォーム上でシームレスに利用でき、複数のリスク調査を一体的に進めることができるとしている。これにより、調査対象が国内か国外であるかを問わず、業務フローを変えることなく利用できるうえ、複数の部署にまたがった調査でも一元的に管理できるという。限られたリソースの中でも運用の手間を抑えながら、負担なく継続的なリスク管理を行えるとしている。


























