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ESG統合情報開示クラウド「estoma」、CDP2025に対応し、AIによる回答支援とCDPスコア予測の機能追加

 株式会社estomaは5月12日に、企業のESG情報開示における取り組みや情報を管理できるESG統合情報開示クラウド「estoma」に、「AIによる回答支援機能」と「スコア予測機能」を実装したと発表。また、4月に公開された国際的な気候変動対策イニシアチブであるCDP2025気候変動アンケートの最新のメソドロジーにも対応し、情報開示に必要な作業時間の削減と企業のCDPスコア向上に貢献するという。

「estoma」は、企業のESG情報開示における取り組みや情報を管理できるESG統合情報開示クラウド。「ESGの学習」や「ESG開示枠組み対応」、「外部評価機関対応」、「サプライヤー管理」、「ESGデータ収集・分析・CO2算定」など、サステナビリティ推進業務を行う担当者を支援する。800問という膨大なFTSE質問票への対応や改善提案を、AIを用いて自動回答することで効率化を図るという。

 今回、CDP2025気候変動アンケートにも対応し、「AIによる回答支援機能」と「スコア予測機能」を新たに追加した。

 AIによる回答生成については、企業固有の公開情報・非公開情報をもとに専用のサステナビリティAIモデルを構築し、CDP2025の各設問に対して精度の高い回答をAIが自動生成するという。生成された回答にもとづいて、設問ごとのスコア予測やスコアアップにつながる具体的な改善コメントも提示。CDP対応業務の質の向上と効率化を同時に図るとしている。

 スコア予測機能では、企業の現時点での予測スコアを提示するとともに、スコアアップに必要な問題点を独自のAI技術で分析。理想とするスコアを目指すために必要となる、具体的な開示項目を特定するという。

利用イメージ:ユーザー企業が対応可能な設問をAIがピックアップし、スコアを予測

利用フロー:AIモデルの構築、回答の生成、スコア予測まで「estoma」が実行。ユーザーの工数削減を図る

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