アップルが開発中のVision Proの新モデルは、現行モデルと比較して2つの大きな利点があるという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が4月13日のニュースレターで伝えた。
同氏によると、アップルは米国価格3499ドル(日本は59万9800円)からで、最大650gの重量がある現行のVision Proよりも軽量で安価な新型ヘッドセットを開発しているという。
また、アップルは超低遅延体験のために、Macとの有線接続が可能な別バージョンのVision Proも開発しているとのことだ。
これは「ユーザーのMacディスプレーをストリーミングしたり、ハイエンドの企業向けアプリケーションに接続したりするための超低遅延システムを作ることが目的」だと同氏は説明している。
こうした超低遅延システムは、Vision Proを手術中の画像表示やフライトシミュレーターなどに使用している一部のユーザー向けのものだという。
超低遅延はともかく、安くなるのはありがたいが、アップルがこれらのヘッドセットをいつリリースする予定なのかはわかっていない。

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