キッコーマンの「ラーメン・スープベース」があればめちゃくちゃ簡単
【神コスパ】ヨーロッパの旅先で特製鶏醤油ラーメンを作ったら激ウマでした🍜
2025年05月07日 07時30分更新
大さじ2杯のラーメン・スープベースに対して、熱湯270mlを注ぎ、よくかき混ぜます。これだけでスープの完成。ゆでた麺を入れ、ネギだけをのせて食べてみたところ……美味い! ちゃんとした醤油ラーメンです! もちろん本格的なラーメン屋の味にはおよびませんが、フードコートなどによくある、おなじみのラーメンに匹敵する美味さです!
●そうだ、ケンタッキーでコクをマシマシにしてみよう
欲をいえば、スープにパンチというかコクをもうちょっと足したほうが、自分の好みの味に近づくかも。そこでラーメン・スープベースを、ケンタッキーフライドチキンを食べて残った鶏の骨を煮出した鶏ガラスープで割ってみることに。次はさらに、ゆで卵やチャーシューといったトッピングものせて豪華にしてみました。
すると、これがなかなかの仕上がりに。かなり本格的なラーメンの美味さです! しかも鶏の骨を茹でるだけなので、手間もかかりません。これなら海外でも本格的なラーメンが作れそうです。
●海外でラーメンを作ってみんなに振る舞ってみた
美味しさがわかったところで、バルセロナのイベント取材用として借りた共同宿泊先にラーメン・スープベースを持ち込み、再びラーメン作りにチャレンジ。宿はAirbnbで借りたアパートなので、ちゃんとしたキッチンがあります。
さすがに私の食べ残しのケンタッキーの骨で出汁をとって、同宿のASCII取材スタッフに振る舞うのは気が引けるため、スーパーで手羽元の鶏肉を購入しました。ニンニクも入れ、塩・こしょうで味付けしてから鶏ガラスープを作ります。
麺は、バルセロナ市内のアジアンスーパーで購入しました。海外ではアジアンスーパーで生麺を売っていることが多いので、比較的、手に入りやすいと思います。
せっかくなので、トッピング用のゆで卵も、新鮮な生卵からゆでることにしました。ゆで上がったら殻をむき、ラーメン・スープベースを使って味を付け、味玉っぽく仕上げます。ちなみに欧州のスーパーだと、惣菜コーナーにゆで卵やコーンといった、ラーメントッピングに良さそうな具材も売っているので、それを買ってのせてしまえば、調理の手間も省けて簡単です。
●オリジナル醤油ラーメンのコストは1杯約500円
というわけでラーメン・スープベースを、手羽元で出汁をとった鶏ガラスープで割り、ゆでた生麺と味玉を入れ、特製鶏醤油ラーメンの完成。スープをとった手羽元も、具材として乗せました。ASCIIスタッフからの、味の評価も上々でした!
鶏ガラスープを作るにはしっかりしたキッチンのある部屋が必要になりますが、シンプルにお湯で割るだけなら、宿泊先に麺を茹でるトラベルクッカー(鍋)と湯沸かしポットさえあればオーケー。かなり簡単ですし、キッチンのないホテルでも手軽に作れそうです。
しかも生麺は一袋1ユーロほどですし、具材もそこまで高くありません。ASCII取材チーム4人分をつくって、1杯あたりのコストは、ラーメン・スープベースをいれても500円しないくらい。家族で現地のラーメン屋に行き1杯3000円のラーメンを食べる……と考えると、断然オトクです。ただ、バルセロナのスーパーでは、ラーメン・スープベースを発見できなかったので、欧州在住や旅行中のかた、バルセロナの店頭で見かけたら情報をいただけるとうれしいです。
●応用レシピ:ラーメンスープでチキンライスもできる
また、ラーメン・スープベース隠し味にして、残った手羽元スープで米を炊いたところ、なかなか美味いチキンライスができました。このようにほかの料理にも応用できそうなので、ラーメン・スープベースは、欧州長期滞在中の日本人にもオススメしたい調味料です。
●結論:次の欧州旅行でも絶対リピ買い決定!
ベルリンで購入した2本は使い切ってしまったので、今度ヨーロッパに行ったときには、またアジアンスーパーをのぞいて、手に入れようかなと思ってます!
この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)
世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。

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