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案件の概要や成果を可視化し改善を支援 業務記録を要約・評価するAIタスク診断機能を「Jooto」がリリース

 株式会社PR TIMESは、同社が運営するタスク・プロジェクト管理ツール「Jooto(ジョートー)」において、登録タスクに蓄積された情報からAIが要約・フィードバックを生成する「AIタスク診断機能」を、4月22日にリリースした。同機能により、案件の概要や成果を客観的に可視化、評価し、チームでの振り返りや業務改善を支援する。

「AIタスク診断機能」は、「Jooto」で管理される業務の進捗や成果の記録などをAIが分析し、次の仕事をより良くするためのヒントを提供するというもの。同機能には、「AIタスク要約機能」と「AIタスクフィードバック機能」の2つがあり、診断したいタスクに関連するすべての情報をもとに、AIが分析行う。

「AIタスク要約機能」は、業務の経緯を把握したい場面で有効な機能。「Jooto」上に残されたコメントや進捗記録をAIが分析し、業務内容や成果を自動で要約。長期にわたる案件や複雑なやり取りがなされた案件でも、何が議題に上がってどんな結論になったのか、現在の進捗状況と残りのタスクなど、全体像を把握できるようにするという。要約の粒度は5段階(「簡潔」から「詳細」)で選べるので、目的に応じて使い分けられるとしている。

タスクページ内のコメント欄に要約が生成される

「AIタスクフィードバック機能」は、タスクの進行状況、期限、コミュニケーション量などをAIが多角的に分析し、成功要因や改善点を提案。プロジェクトについての全体評価と、関わったメンバーそれぞれへのフィードバックを提示することで、チームと個人両方の業務改善に貢献するという。生成する分析結果の内容や表現は、「優しい」から「厳しい」の5段階から指定でき、一人ひとりの特性にあわせた提案が可能とのこと。客観的なレビューによって、適切な評価やモチベーション向上につなげられるとしている。

タスクページ内のコメント欄にフィードバックが生成される

 同社によると、業務の振り返りは個人やチームの主観や経験に左右されやすく、結果として本質的な課題や改善の糸口が見えづらくなるケースが少なくないという。「Jooto」ではこうした状況を解消することで、次の仕事をよりよくするきっかけを作り、次の業務の成果や達成感へとつなげていける仕組みを目指し、「AIタスク診断機能」を開発したという。「Jooto」では、2024年7月に実装した「AIタスク生成」と合わせ、今後、AIを活用した「AIアシスト」シリーズの展開を本格化するとしている。

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