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回答者の負担軽減を図る「AIインタビュー機能」β版を提供開始、リファレンスチェックツール「HERP Trust」

 株式会社HERPは4月17日に、リファレンスチェックツール「HERP Trust」において、「AIインタビュー機能」β版の提供開始を発表した。企業の採用活動におけるリファレンスチェックを音声対話型AIが行い、インタビューの内容を自動でレポート化するという。

「HERP Trust」は同社が提供するオンライン完結型のリファレンスチェックツール。リファレンスチェックは、企業が採用活動において、採用候補者の同意を得たうえで、前職の同僚や上司といった第三者に候補者の職務経歴や勤務実態などを確認する手法。

「AIインタビュー機能」β版は、対話型AIエージェントの質問に音声で答えることで、リファレンスチェックの回答を自動作成する機能。インタビューに答える人が回答画面で「音声対話で回答する」を選択すると、対話型AIエージェントの質問に音声で回答できる。

 対話の内容に応じてAIが追加で質問をするなど複数回の会話の往復を行い、終了後にAIが回答文書を自動で作成する。回答者はその文書をチェックし、必要に応じて追記や修正を行える。

 同社によると、リファレンスチェックはWEBでのアンケート形式や電話によるインタビュー形式が一般的とのこと。しかし、WEBアンケート形式は回答者が好きな時間に対応できる一方、テキストで長文を作成する手間がかかり、電話インタビュー形式は内容に応じて柔軟な対話ができる反面、回答者が時間や場所を拘束されてしまう。いずれの形式でも、回答者の負担になってしまう課題があるそうだ。こうした背景をもとに同社では、WEBアンケート形式と電話インタビュー形式の利点を組み合わせたハイブリッドな形式として、「AIインタビュー機能」β版の提供を開始したとしている。

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