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GHG排出量可視化・削減シミュレーションツール「AAKEL eCarbon」、AI画像スキャン機能リリース

 アークエルテクノロジーズ株式会社は4月11日に、温室効果ガス排出量可視化・削減シミュレーションツール「AAKEL eCarbon」にAI画像スキャン機能の追加を発表した。請求書や納品書などの画像をAIが自動で解析しデータ入力を行うことで業務効率化とデータ精度の向上を支援する。

「AAKEL eCarbon」は、温室効果ガス(GHG)排出量の計測・可視化と、排出削減目標を達成するための具体的なアクションを提案するサービス。基準年度、目標達成年度、削減目標、設備データなどの必要なデータを入力することで、事業所設備の「電化」や「効率化」、使用電力の「再エネ化」、削減しきれない排出の「カーボン・オフセット」の中から、最適化アルゴリズムによって効果的な組み合わせを自動で提案するというもの。

 今回追加されたAI画像スキャン機能は、請求書や納品書などの証憑の画像をアップロードすることで、AIが画像を解析してガソリンの使用量などのデータを抽出し、入力欄に自動で反映する。従来、証憑から使用量を手作業で入力するプロセスには時間と労力がかかり、記載ミスのリスクも伴っていた。同機能を活用することで、入力作業の工数を削減するとともに、データの正確性向上にもつながる。これにより、企業のサステナビリティ関連業務がよりスムーズかつ効率的に行えるようになるとしている。AI画像スキャン機能は「AAKEL eCarbon」のオプション契約を通じて利用できるとのこと。

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