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AIが梱包作業の効率化や属人化解消などをサポート、「梱包アシストAI」提供開始

 株式会社ROMSは4月7日に、AIを活用して梱包作業を支援する「梱包アシストAI」の提供開始を発表した。梱包資材の選定や梱包手順などをAIがサポートし、作業の属人化解消や梱包品質の標準化などを図る。

「梱包アシストAI」は、EC・小売・物流・製造業向けに自動化ソリューションを提供してきた同社が現場の課題をもとに開発したというSaaSソリューション。AIが梱包資材のサイズ選びと梱包手順をアシストし、従来は作業者の経験や勘に頼っていた作業を自動化する。AIが最適なサイズなどを判断し、作業経験の少ない人でもスムーズに梱包作業を行えるようにするという。また、作業にあたって同梱指示や注意点を画面に示せるとのこと。

 作業者はAIの提案に対してフィードバックを行うことができ、その蓄積によってAIが学習し、より精度の高い提案できるようになるという。導入にあたってはPCまたはタブレットがあれば可能で、初期費用なく従量課金制、最短3営業日で利用を開始できるとのこと。

 導入のメリットとして、梱包資材を事前に把握できることで準備や作業の段取りをスムーズにする資材計画の最適化や、梱包するアイテムの情報がなくてもAIが自動でサイズを推測するためマスターレス運用ができるという。また、包順・向き・配置を視覚的にガイドすることで作業の属人化解消を図れるとともに、単発や短期間で働く作業員でも迷わず作業でき、梱包品質の標準化を図れるとする。加えて、最適な梱包サイズを自動で提案し過剰なサイズ選定から生じる不要な送料の削減や、事前に出荷量が確定することで配車計画を最適化することにもつなげられるとしている。

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